ここは,ペデロ・セレスティーノ(Pedro Celestino)の駅.
ブラジルのマット・グロッソ・ド・スル州西部の
テレノス市ヴェルゼア・アレグレの鉄道駅.
1959年5月15日,日本からの移住家族が降り立った駅です.
現在は,旅客運行されていないので,
駅舎を現地の家族が暮らしています.
ただ,線路を見ればわかるように,貨物車両の運行は続いています.
ノロエステ鉄道と呼ばれたこの路線,
蒸気機関車のための給水塔が残っています.
日本から49日かけてブラジル.サントス港まに上陸.
さらに,2日,汽車に揺られ,
サンパウロを経由して,この地に降り立ちました.
汽車を降り,左手に折れ,この赤色の道を歩いたはずです.
線路の向こうは,サンパウロ方向.
左手は,移住者が開拓した荒野が広がっています.
こんな風景です.
こちらは,ペドロ・セレスチーノ駅方向.
この線路は,隣国ボリビアまで続いています.
この道の奥方向左手に,移住された日本人ための日本人学校,
また,右手に日系人会館があります.
帰国前日の夜,
この写真の右手の木々の向こうにある
日系人会館で飲み会をしていました.
その時,誰かが「TREM(汽車)!!」と教えてくれました.
残念ながら,その姿を見ることはできませんでした.
帰国後,この駅について色々と調べました.
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