「唐津駅」から,伊万里線で「伊万里駅」に向かいます.
旧国鉄時代は,
「博多駅」(福岡県)から唐津市街を通らずに,
「山本駅」,そして「伊万里駅」を経て(筑肥線),
「長崎駅」に向かう(松浦線)というルートがありました.
その時代に重要な役割を果たしていた「山本駅」は,
1912年に建築された木造駅舎.
「山本駅」は,もともと唐津線と筑肥線の接続駅でしたが,
筑肥線の発着は「唐津駅」と「西唐津駅」に変わったので,
重要な役目は終わりました.
今は,「唐津線」と「伊万里線」の接続駅となっています.
「山本駅」から山間部を走り,
25.7kmを約40分で終着の「伊万里駅」に到着.
「伊万里駅」は,
松浦鉄道(旧国鉄松浦線)の乗換駅になっています.
旧国鉄時代は,線路でつながっていました.
外から見ると,道路をまたぐ連絡通路で,
2つの伊万里駅を行き来します.
向こう側が,松浦鉄道「伊万里駅」.
松浦鉄道「伊万里駅」ホームには,
「有田駅」行きの車両が,待っています.
★「松浦鉄道」リポート(2010年6月)も併せて覧ください.
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