日本最西端の駅といえば、沖縄県那覇市内を走るモノレール“ゆいレール”の「那覇空港駅」。
でも、2本レールの最西端の駅は、松浦鉄道西九州線の「たびら平戸口駅」です。
伊万里駅から有田駅まで戻れば25分で移動できるのに、この「たびら平戸口駅」に行くために、朝食抜きで午前6時46分の佐世保行きに乗りました。
「たびら平戸口駅」到着は、午前8時3分。
約1時間半かかりました。
●松浦鉄道西九州線の「たびら平戸口駅」 2010年6月12日
ホームから改札口に向かう右側に、“日本最西端の駅”と書かれたプレートが目に入ります。
駅舎を出ると、“日本最西端の駅”の碑が立っていました。
この駅で降りたのは、僕だけ。
駅前には、タクシーが2台、待っていました。
“日本最西端の駅”の碑にカメラを向けると、気を利かせて、タクシーが少し移動してくれました。
とりあえず、目的達成 (満足 !!)。
朝食を摂ろうと、あたりを見渡しました。
お土産店はありましたが、駅の近くに食事するところは見当たりません。
駅から300mのところに、田平港があるとのことでしたが、そこまで足を伸ばす余裕はありませんでした。
高校の修学旅行のとき、田平港から平戸港までフェリーに乗った記憶があるような・・・
腹ペコ状態で、「鉄道博物館」が開くのを待ちました。
午前9時ピッタリに、ドアが開きました。
なんと、それは、事務所の一部を利用したもの。
この「たびら平戸口駅」は、どこにでもあるような田舎の素朴な駅。
ただ、松浦駅と佐々駅と同様、区間の始発終着駅として、電車の待ち時間が長くなっています。
普通鉄軌道方式で、全国の各駅とレールでつながっているものでは日本最西端の駅の、この「たびら平戸口駅」。
時間さえあれば、出入り自由なホームのベンチに座り、ビールでも飲みながら、のんびり過ごすのもいいですね。
今回は、そういうわけにもいきません。
1時間の滞在中、地元住民以外の乗客は、僕を含めて2人。
日曜日の早朝だったせいでしょうね。
10分間で記念グッズを購入し、9時12分発の佐世保行きに乗り込みました。
2008年には、日本最北端の駅「稚内駅」到達
2009年には、日本最東端の駅「東根室駅」到達
そして、2010年は、この「たびら平戸口駅」到達。
残すは、JR最南端の駅、指宿枕崎線「西大山駅」。
楽しみ・・・です!!