整備場では,機関車の運転室に入る許可もいただきました.
現役の機関車の運転室に入るのは初めて.
地元,山口では,
新山口駅ホームで,線路替え作業の途中,
3番ホームに停車する機関車を目の前で観察することができます.
また,観光用の運行であれば,
機関室に入れてくれることもあります.
しかし,こんなに自由に観察させていただけるなんて,
本当に感激です.
調べたところによると,
2010年現在、タイ国鉄が保有する運行可能,
または,それに準ずる状態の蒸気機関車は6両.
そのうちの5両は,日本製とのこと.
日本製のうち3両は,太平洋戦争直後にタイに輸出された車両の生き残り.
残りの2両は太平洋戦争中に旧日本陸軍が内地からタイへと持ち込んだ車両.
すべて,旧国鉄C56形蒸気機関車の生き残りとのこと.
http://www.geocities.jp/hiiragi_kagaming/srt_jouki.html
実際に運行されている姿は,
ナム・トックからの帰りに,クルンテープ駅近くで,偶然,見かけました.
回送機関車に向けてシャッターを押しましたが,
暗闇の中のため,ピントは合いませんでした.
http://ameblo.jp/toritetsu-nikki/entry-11938841738.html
2010年に確認されている運行可能な6台の機関車,
今もなお,そのまま保存されているのでしょうか?
●整備場の全景 2014年9月
現在の状態は不明ですが,
整備場で観察した限り,とても大切に整備されている様子がわかりました.
●整備場入口の飾り 思わず手を合わせます. 2014年9月
タクシー運転手の勘違いから,間近で機関車を見学できたこと,
今,思い出しても、ほんとラッキーでした。
2010年に大井川鉄道に戻ってきたC56 44のように,
里帰りして,日本で元気に走る姿を見てみたいな・・・と,
思いました.