「THONBURI(トンブリ)駅」に立ち寄った後
「マヒドン大学附属シリラート病院」に
保存されているという蒸気機関車に会いに行くつもりでした.
言葉が通じないので,
タクシーの運転手さんに,「シュッシュッシュッ,ポーッ」と,
パフォーマンス入りで目的地を伝えました.
それが,予期せぬ幸運を生みました.
途中で何度も道を尋ねながら,一方通行の道を複雑に進み,
タクシーが到着したのは,
「マヒドン大学附属シリラート病院」ではなく,機関車の整備場.
タクシーを降りて,整備場の入り口に進んでいくと,
右手に,日本語で書かれた「ようこそ JR西日本の皆様」のボードが
目に入りました.
「おおっ・・・ !!」と,声を上げていると,
JR西日本の人と間違われたのか,中に入れてくれました.
それとも,単に“鉄道好きの日本人”ということだったのかも・・・
●整備場建物内の蒸気機関車 2014年9月
●整備場建物内の蒸気機関車 2014年9月
そこには,何両もの蒸気機関車が,保存されていました.
「よろしくお願いします」という気持ちを込めて会釈して,
整備場内に入り,
黒光りしている機関車に向けて,シャッターを押し続けました.
●整備場建物の外にも 2014年9月
●車体には「KAWASAKI」のプレートが 2014年9月
●整備場建物内の蒸気機関車 2014年9月
●整備場建物内の蒸気機関車 2014年9月
職員の皆さんは,僕のことなんかまったく気にしない様子で,
整備作業を続けていました.
こちらは,かなり興奮気味で,整備場内を歩き回り,
車体に手を触れたりしながら,蒸気機関車を身近に感じていました.
●整備場建物内の蒸気機関車 2014年9月
●牽引用のディーゼル機関車 2014年9月
●整備場建物内の蒸気機関車 2014年9月
こんな体験,そう簡単にできるものではありません.
いゃあ,もう,気分は最高 !!
僕のパフォーマンスを勘違いしたタクシー運転手さんに,
ほんと感謝です !!