鹿児島で,気になっていた場所がありました.
薩摩半島南部の「知覧」です.
これまで,何人もの人から,
「ぜひ,行ってみるといいですよ」と,勧められていました.
ご存知のように,「知覧」は,第2次世界大戦末期に登場した
「航空特攻」の発信基地があったところです.
前日の雨も上がり,薄日が差す中の訪問.
目的地が近づくと,
道路の両側に並ぶ何本もの灯篭が印象的でした.
●「知覧特攻平和会館」に向かう道路両側の灯篭 2014年2月11日
●「知覧特攻平和会館」パンフレットと入場券 2014年2月11日
「知覧特攻平和会館」には,
片道切符を持たされ,沖縄方面に向けて飛び立った
多くの若者達の遺影と遺書が展示されていました.
●特攻隊員達が出撃するまで起居していた半地下式「三角兵舎」内部 2014年2月11日
2013年10月に訪問した大津島(山口県周南市)の「人間魚雷記念館」
でも感じたことですが,
戦争末期には,人間魚雷「回天」や神風特攻隊だけでなく,
特攻用ベニヤ板製モーターボート「震洋」や1人乗り滑空機「桜花」,
そして,和紙製の「気球(風船)爆弾」など,
驚くような兵器が次々と考案されました.
追い詰められると,「異常」を「異常」と感じられない,
また,「異常!!」と言うことができない状況になります.
●知覧はお茶でも有名 2014年2月11日
「知覧」の後は,
ちょうど1年ぶりのJR最南端「西大山駅」に立ち寄り,
「鰻温泉」(指宿市中心部から南西へ5kmほど)に向かいました.
このひなびた温泉は,西郷隆盛が長期滞在したところです.
●ちょうど1年ぶりの「西大山駅」 2014年2月11日
●西郷隆盛が長期滞在した「鰻温泉」(入浴料200円) 2014年2月11日
外来者には「熱すぎる(43~44℃)」温泉も,
地元の人にとっては全く問題ない温度.
狭い浴室ではありましたが,pH6.4の硫黄泉を楽しみました.
●浴槽内部(許可を得て撮影) 2014年2月11日
●近くでは,天然の蒸気釜が点在 2014年2月11日
昼食は,唐船峡で「そうめん流し」を食べましたが,
これまで体験したことのない流し方式に,びっくり.
これは,「そうめん流し」というより,「そうめん回転」です.
●唐船峡のそうめん流しレストラン 2014年2月11日
●驚くべき回転式「そうめん流し」 2014年2月11日
山口・宇部に暮らすようになってから,九州に行く機会が増えました.
まだまだ,行ってみたいところが一杯あります.
●九州最大のカルデラ湖「池田湖」から見た開聞岳 2014年2月11日
●新下関駅での待ち時間に通り過ぎたEF66 2014年2月11日
★関連リポートも,ご覧下さいね★
回天の島「大津島」リポート(2013年10月)
西大山駅リポート(2013年2月)