越美北線★蒸気機関車 ハチロク Part 1  | 夢見る“乗り & 撮り鉄❤日記”

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古川 amor 望夢のブログへようこそ !!
ブログ開設は、2008年9月12日、
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掲載記事は750件を超えており,貴重な写真も少なくありません.
ぜひ,お楽しみください !!
※福井県大野市出身、金沢市在住

アルバイトで貯めたお金で,
初めての一眼レフカメラ「Pentax SP」を購入したのは,確か,1972年.
それに,中古で買った105mmのレンズを付けて,使用していました.
当時の興味は,人物撮影.

 

ズームレンズ付きのデジタルカメラとは異なり,
操作性は悪い上に,
フィルム費用,現像費用,そして,プリント費用・・・と,維持費が大変でした.

 

子供の頃,
自宅横を越美北線というローカル線が走っていました.
旅客用の国鉄色キハ52が,何往復か運行していましたが,
合間に,
"ハチロク"と呼ばれる8620型蒸気機関車も,単機で往復.
福井駅と越前大野駅の間は,1960年頃から,
中竜鉱山で掘り出された亜鉛鉱の輸送を担当していました.

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-1972年頃の越前大野駅の様子
●1972年頃の越前大野駅の様子

 

単機での往復の理由は,
1972年12月15日に「九頭竜湖駅」まで延伸される前まで,
終着駅であった「勝原(かどわら)駅」にある転車台で方向転換するため.

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-鉄橋を渡り,トンネルを抜けると,「勝原駅」
●鉄橋を渡り,トンネルを抜けると,「勝原駅」

 

転車の様子が,ネガフィルムに残っていました.
ただ,正直のところ,そのときのこと,記憶していません.
親父にの紹介で、アルバイト作業をしたときかも・・・

 

当時,"ハチロク"の往復は日常の風景で,
特に,カメラを向けるということはありませんでした.

 

しかし,1973年5月17日に,運行が中止になることを知り,
帰省に合わせて,その姿をPentax SPで捉えました.

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-「勝原駅」での転車の様子
●「勝原駅」での転車の様子
ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-「勝原駅」での転車の様子
●「勝原駅」での転車の様子
ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-「勝原駅」での転車の様子
●「勝原駅」での転車の様子
ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-「勝原駅」での転車の様子
●「勝原駅」での転車の様子

 

残っている写真で,一番,気に入ってるのは,
勝原駅方面に向かって,真名川鉄橋を渡る"ハチロク"の後ろ姿.

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-「勝原駅」に向けて真名川鉄橋を渡るハチロク
●「勝原駅」に向けて真名川鉄橋を渡る"ハチロク"
ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-「勝原駅」に向けて真名川鉄橋を渡るハチロク
●「勝原駅」に向けて真名川鉄橋を渡る"ハチロク"

 

このような後ろ姿に憧れます.