ついに,念願の「ハチロク(8620形 58654)」に会えました.
「ハチロク」の「SL人吉号」は車体番号こそ異なりますが,
とても懐かしい機関車です.
その理由は,
1960年から1973年の期間,
勝原の転車台で方向転換するため,この「ハチロク」が,
福井県大野市の実家の横を一往復していたからです.
当時,運行していたのは,28651と88623の2機.
久しぶりに,兄弟にあったような気分 !!
●機関庫で休憩中のハチロク(8620形 58654) 2013年6月30日
肥薩線で「隼人駅」から峠越えで「人吉駅」に到着し,
ホームの端から見ると,
機関庫の中に,懐かしい「ハチロク」の姿が見えました.
●機関庫で休憩中のハチロク(8620形 58654) 2013年6月29日
●機関庫を出て一旦,前進 2013年6月29日
撮影ポイントを探しながら,ホームをウロウロしていると,
地元の人らしい男性が声をかけてくれ,
機関庫で休息中の「SL人吉号」の転車作業予定時間を教えてくれました.
とても重要な情報でした !!
●バックで転車台に向かう 2013年6月29日
小雨の中,「人吉駅」を出で,転車台に向かいました.
転車台までの途中に,スポットを見つけましたので,
まず,ここで待機.
ビデオカメラもセットしました.
●転車台に到着 2013年6月29日
●転車台上で停止 2013年6月29日
子供の頃と同じ,目の前を,ハチロクが通り過ぎます.
子供の頃は当たり前だった風景を思い出しました.
あの頃は,写真に記録するなんてこと,考えていませんでした.
●回転して正面から向き合う 2013年6月29日
●方向転換が無事に終了 2013年6月29日
線路入れ替えを撮り終えると,
転車台に向かいました.
そこは,老若男女の先着の皆さんが,カメラを構えていました.
目の前の転車台で,ハチロクが回転.
これも,懐かしい風景.
こちらは電動ですが,勝原転車台では,人力でした.
●転車作業が終わり,一旦,前進 2013年6月29日
一通りの作業を取り終えると,
再び,「人吉駅」ホームに戻りました.
●バックで機関庫に戻ります 2013年6月29日
先ほどの男性が,もう一人の女性とともに,
観光列車の発着時になると,横断幕を持ち,
乗客の送迎をしています.
●機関庫に入る前,一旦,停止 2013年6月29日
「人吉市の観光課の方ですか?」
と尋ねると,そうではないとのこと.
自主的な行動とか・・・・
翌日,熊本に向かう「SL人吉号」で一緒になりましたが,
人の楽しみ方って,ほんと色々だなぁ・・・と感じました.