久留里線(くるりせん)は、木更津駅と上総亀山駅を結ぶJR東日本の非電化鉄道路線。
当路線はJRグループで唯一キハ30形が走っています。
そのキハ30形は、2009年に国鉄一般色に復元されたとのこと。
やはり、国鉄時代のキハの車体色は、橙とクリームの国鉄一般色が一番似合います。
●木更津駅4番ホームに到着のキハ30形 2012年8月21日
●木更津駅4番ホームに到着のキハ30形 2012年8月21日
久留里線には、キハ30形以外にも、
キハ37形と38形が運行していますが、
2012年12月からキハE130形気動車に置き換わる予定。
●キハ30形のドア全開 2012年8月21日
そのことを知って、「久留里線」に出かけました。
2012年夏の “小さな旅 with 青春18きっぷ Part 4”です。
●2番ホームから見たキハ30形 2012年8月21日
新橋から電車を乗り継いで、木更津駅(千葉県)に到着。
4番ホームで待っていると、接近してくるのは国鉄一般色です。
●横田駅ですれ違ったキハ38形 2012年8月21日
ホームでひと通り撮り終えると、車両に乗り込みました。
連結されているキハ37形の方は冷房車ですが、冷房のないキハ30形の方を選択。もちろん、窓は全開 !!
窓からの風が、気持ちいい。
車窓には、色づいた田園が続きます。
田舎で暮らしていた少年の頃を思い出すなぁ・・・
約1時間で、終着の上総亀山駅に到着。
●上総亀山駅に停車中のキハ30形 2012年8月21日
全線が単線の久留里線では、途中駅の横田駅と久留里駅で列車の行き違いが行われ、その際、タブレット交換風景を見ることができたとのこと。
残念ながら、2012年3月16日で廃止されたので、その貴重な交換風景を見ることはできませんでした。
●久留里駅で出会ったキヤE193系 2012年8月21日
今回の房総半島の旅で知ったことは、首都圏にも、こんなのんびりした田舎風景があること。
そして・・・
地方では姿を消した旧国鉄時代の車両が、“現役”であること。
●急がなくてもお待ちしますよ、お嬢さん 横田駅
キハ30形にとっては、最後の夏。
現役のキハ30形に乗車できて、満足しています。
今年一杯で役割を失うなんて、もったいないなぁ・・・
●木更津駅に待機中のキハ38形 2012年8月21日
できれば、揃って近くの「いすみ鉄道」に譲渡して、現役を続けてほしいもの。
もちろん、キハ30形と同様、キハ37形と38形の方も国鉄一般色に化粧直しして・・・ね。