気になっている路線がありました.
同じJR線に乗り換えるのに,私鉄の連絡改札口と同様の中間改札口があるなんて,ちょっと不思議 !?
その不思議な路線というのは・・・JR鶴見線.
●鶴見線への改札口 JR鶴見駅 2012年8月21日
●鶴見線路線図 2012年8月21日
天気がいいので,
“青春18きっぷ”を片手に,「鶴見線」を探検しました.
鶴見線のホームに入ると,そこは別世界.
ホームの長い木製のベンチが目に付きました.
“昭和”の臭いが,ぷんぷんします.
●鶴見線ホームの長い木製ベンチ 2012年8月21日
でも,入線してきた車両は,期待に反して,モダンな205系1100番台.そう簡単には,タイムスリップできません.
●入線してきたステンレス製車両 2012年8月21日
まずは,「海芝浦駅」に向かいます.
あいにく,直通ではなく,「浅野駅」で乗り換え.
長いベンチに座って,海芝浦駅行きを待ちました.
この「浅野駅」は,扇町方面行きと海芝浦行きの分岐駅.
それぞれ、使用するホームは,次のようです。
①扇町方面行き:1番線,②扇町→鶴見方面行:2番線,
③海芝浦行き:3番線,④海芝浦→鶴見方面:4番線
●浅野駅3番ホームの長い木製ベンチ 2012年8月21日
●扇町と鶴見方面の列車 浅野駅 2012年8月21日
「海芝浦駅」までは,わずか2駅.
「海芝浦駅」は,東芝京浜事業所の敷地内にあり,出口がそのまま工場の門になっています.
このため,東芝の社員証か入門許可証を持っている者しか駅から出ることができません.
そのため,「外に出られない駅」として有名です.
●まもなく「外に出られない駅(海芝浦駅)」に到着 2012年8月
●出られない駅(海芝浦駅) 2012年8月21日
ただ,この「海芝浦駅」は,ホームが海に面していること,
また,海に面した「海芝公園」が解放されているので,
デート・スポットとしていいかもしれません.
●ホームから見た「海芝公園」.右手が改札 海芝浦駅
●「海芝公園」から見た海芝浦駅 2012年8月21日
●「海芝浦駅」ホームから見た海 海芝浦駅 2012年8月21日
●車内からの「横浜ベイブリッジ」 海芝浦駅 2012年8月21日
●車内から見た海 海芝浦駅 2012年8月21日
帰りは,「新芝浦駅」で下車して,「浅野駅」まで歩きました.
●新芝浦駅から浅野駅方面に伸びる線路 2012年8月21日
浅野駅に到着後,「扇町駅」に向かいます.
本当は「安善駅」から「大川駅」に行きたかったのですが,時間の関係で,今回は諦めました.
●安善駅構内には貨物車両が停車 2012年8月21日
「浜川崎駅」で,今度は「扇町駅」行きを待ちました.
鶴見線「浜川崎駅」は,道路を挟んで南武線「浜川崎駅」とは別の駅です.
貨物専用駅も隣接しており,遠くにはDE10 1556の姿が見えました.
●南武線「浜川崎駅」 2012年8月21日
●「浜川崎駅」構内のDE10 1556号機 2012年8月21日
「浜川崎駅」から2駅目の「扇町駅」は,京浜工業地帯を走る鶴見線の終着駅.先に延びる工場専用線には,貨物車両も見えます.
●貨物車両 扇町駅 2012年8月21日
●扇町駅ホーム 2012年8月21日
●車内からの「扇町駅」駅名表示板 2012年8月21日
「安善駅」から「大川駅」間の大川支線(1.6km)が残っていますが,ずっと気になっていた「鶴見線」探検もできて,ちょっと満足.
これで,2012年夏の “小さな旅 with 青春18きっぷ”は,無事に終了 !!
●2012年夏の小さな旅のお供“青春18きっぷ赤券” 2012年8月