高松を走る「琴平電鉄」は、2011年、満100歳を迎えました。
100年前の1911年(明治44年)11月18日、
現在の志度線(今橋~志度間)が運行開始したとのこと。
●高松琴平電鉄の高松築港駅 2008年8月9日
●高松琴平電鉄の高松築港駅 2008年8月9日
その「琴平電鉄」に乗車するのは、今回(2011年10月)で3回目。
これまで、2008年8月と9月に乗車しました。
3回目の今回は、 全線制覇にチャレンジしました。
●高松琴平電鉄の路線図 2008年8月9日
●高松築港駅に停車中の琴平線と長尾線の車両 2008年8月9日
琴平電鉄には、琴平線、長尾線、志度線の3路線があります。
高松築港駅からは、
琴電琴平駅行き(黄色の車両)と長尾駅行き(緑の車両)が、
そして、瓦町駅からは琴電志度駅行き(赤色の車両)が発車。
車内には,京浜急行や京王電鉄のプレートが残っています.
● ONE DAY TICKET(1200円) 2011年10月13日
● すでに完売のONE DAY TICKETも・・・ 2008年8月9日
● 琴電琴平駅 2011年10月13日
この3路線を1日で乗るのは、大変。
待ち時間を入れると、半日はかかります。
とりあえず、高松築港駅と琴電琴平駅、高松築港駅と琴電志度駅の往復。
これは、ONE DAY TICKET(1200円)を利用しました。
そして、翌日、残りの高松築港駅と長尾駅を往復。
● 琴平線の黄色の車両 2008年9月25日
● 高松築港駅まであと少し 2008年8月9日
● 線路は芸術 !! 2008年8月9日
● ヘッドマークの“100”の意味、今、気づきました 2011年10月13日
JRローカル線と私鉄ローカル線の違いは、運行本数にあります。
今、生活している山口を走る宇部線、
それ以上に、生まれ故郷に向かう越美北線、
多少差はありますが、
通学と通勤に関係する朝と夕方を除くと、線路は遊び場になります。
●高松築港駅の長尾線車両 2008年8月9日
●ローカル線風景ですね 2008年8月9日
●高松築港駅を発車した長尾線車両 2008年8月9日
●高松築港駅に向かう長尾線車両 2011年10月14日
運行本数が少なくなると、乗客は減少します。
その結果、さらに運行本数が減ります。
このマイナス方向へのサイクルは廃線という結果に向かいます。
●歴史ある志度線の赤い車両 2008年9月25日
●琴電志度駅 2011年10月13日
鉄道輸送が環境に優しいと言うのであれば、
運行本数を増やし、
乗客を増加させるというプラスのサイクルを回してほしいです。
個人的には、教育、医療と公共交通については、
税金の投入が必要と思っています。
●長尾線のペイント車両 2011年10月14日
●琴平線のへペイント車両 2011年10月13日
●志度線のペイント車両 2011年10月13日
3度目でようやく琴平電鉄の全線制覇を実現した2011年が、
「琴平電鉄100周年」とは知りませんでした。
●「ことでん開業100周年記念イベント」案内ちらし 2011年10月13日
一時、経営難となり倒産したとのことですが、見事、復活しました。
これからも、沿線の住民と観光客のために、安全運行をお願いします。