今回の用事は、北海道の小樽。
初体験です。
天気が良かったので、寄り道せずに、小樽に直行しました。
手稲駅を過ぎてから、進行方向右手に、海岸線が広がります。
天気が良いせいか、岩の上に海鳥が群がっています。
エアポート快速で小樽駅に到着した僕を迎えてくれたのは、
紅葉の中を走る蒸気機関車のポスター。
運行日を確認すると、
9月18日から11月3日までの土・日・祝日のみの運行(18回)とのこと。
おっと。 10月16日と17日も運行日ではありませんか。
反射的に、運行時間を見てみると・・・
16時52分に小樽駅入線、そして、17時42分に出線。
ラッキー !!
●SLニセコ号のポスター 2010年10月16日
まず、駅前のホテルにチェックイン。
そして、遅めの昼食を、小樽駅隣接の「三角市場」で摂り、
撮影場所を探しに出かけました。
見つけたのが、小樽駅から余市方面に徒歩5分の線路わき。
線路がゆるいカーブになっているナイスなポイントです。
ここなら、小樽駅にも、すぐ戻ることができます。
だだ、問題は日没時間。
北海道の場合、本州に比べると、日没が早い。
16時30分を過ぎると、
かなり薄暗くなって来たので、ビデオ撮りにしました。
16時51分、時刻通り、余市方面からSLニセコ号が姿を現しました。
逆向きのC11機関車が、4両の客車を引っ張って来ます。
そして、お尻から、DE15機関車が押しています。
晴れの日でなかったなら、撮影は不可能でした。
●逆向きのC11に牽引されて通過 2010年10月16日
ビデオ撮りを終えると、
小樽駅に戻り、入場券を購入し、4番ホームに向かいました。
小樽駅停車中に、最後尾のDE15が、先頭のC11の前に移動。
●小樽駅4番ホームのC11 2010年10月16日
●小樽駅4番ホームのC11 2010年10月16日
●DE15が先頭に移動 2010年10月16日
●DE15とC11の連結 2010年10月16日
ホームは、カメラ片手の乗客でにぎわっています。
ホームの明かりに助けられ、カシャカシャとシャッターを切りました。
機関士さんがとても親切で、石炭炉を開けて、中を見せてくださいました。
●機関室 2010年10月16日
●燃料用石炭燃焼炉 2010年10月16日
17時42分、DE15のピーッという甲高い警笛の後、
C11の警笛が大きく鳴り響きました。
DE15とC11重連の機関車と4両の客車が、
札幌駅に向けて動き出しました。
●小樽駅4番ホームのC11 2010年10月16日
●小樽駅4番ホームのC11 2010年10月16日
●小樽駅4番ホームのC11 2010年10月16日
●発車前の打ち合わせ? 2010年10月16日
翌17日、またしても晴れ。
さっさと荷物を片付けて、ホテルをチェックアウトすると、
9時16分のSLニセコ号に間に合うよう、
小樽駅4番ホ-ムに向かいました。
●「小樽駅」駅名表示板 2010年10月17日
●C11-171号機の前面プレート 2010年10月17日
ところが、残念ながら逆光です。
仕方なく、入線と出線はビデオ撮り、
小樽駅停車中はカメラ撮りとしました。
時刻通り、DE15が先頭の列車が小樽駅に接近。
到着後、DE15は切り離され、最後尾に移動しました。
ここからは、C11機関車が引っ張り、DE15がお尻を押します。
●ニセコ号のプレートを付けたDE15 2010年10月17日
●客車の車内 2010年10月17日
ホームでは、乗客が列を作り、C11の先頭部分で記念撮影。
すごいにぎわいです。
●C11ボデイ 2010年10月17日
●客車の車体番号 2010年10月17日
●C11の動輪 2010年10月17日
10時1分、車掌さんの手振りベルで発車の合図。
C11の大きな汽笛が鳴り、余市方面に向けて動き出しました。
●発車準備完了 2010年10月17日
●余市方面に向けて発車 2010年10月17日
●DE15がお尻を押します 2010年10月17日
SLニセコ号との出会いは、全く予期しないものでした。
ほんと、運が良かったと喜んでいます。
残念だったのは、三脚を持って行かなかったこと。
アパートを出るとき、ちっと迷ったのですが・・・
●動輪確認用の金づち 2010年10月16日