富山駅前→丸の内→大手モール→荒町→富山駅前(3.5km)を
時計と反対回りで運行する“環状線”は、
「セントラム」と呼ばれています。
●路線図2010年6月16日
「富山ライトレール」車両の赤や青などの7色に対し、2008年10月、白、銀、黒のモノトーンとすることで、環状線の車両デザインが決定したとのことです。
2009年11月12日に白と銀の車両が、続いて、18日に黒の車両が南富山車両基地に納入され、予定の3編成が揃い、2008年12月23日、営業運航が開始となりました。
車両の色、とても重要です。
この日、出会えたのは、白と黒の9000形車両。
個人的には、黒の車両が気に入りました。
●丸の内から国際会議場に向かう白の9000形車両 2010年6月16日
●丸の内から国際会議場に向かう黒の9000形車両 2010年6月16日
白の車両には、「Cyclocity シクロシティ」の宣伝がペイントされていました。
このシステムは、近くのステーションから自転車に乗って、好きなステーションに返却するというもの。
ステーションは300mごとにあって、駅や主要施設の近くにあるので、とても便利。30分は無料です !!
確か,このシステム,バルセロナにもありました。
これまた、面白い企画です。
●富山城近くの「Cyclocity」ステーション 2010年6月16日
これまで、富山城に隣接した国際会議場には、“第2系統”を丸の内で降りて、徒歩で向かっていました。
ところが、セントラムの開通により、
国際会議場まで行くことが可能になりました。
●富山城とセントラム車両 2010年6月16日
●富山城とセントラム車両 2010年6月16日
●国際会議場前駅 2010年6月16日
●後方から見た富山城 2010年6月16日
多くの路面電車は、2車線ですが、セントラムは、丸の内から西町交差点まで(0.94km)が単線です。
一方向の環状線ですが、20分間隔で運転されていることから、全く不便を感じません。
●白の9000形車両の内部 2010年6月16日
●白の9000形車両の運転席 2010年6月16日
タクシー業界は複雑な心境だと思いますが、道路幅が狭い所でも運行できる一方向運転のセントラム・・・このアィディア、ナイスです。
●銀の9000形車両 2010年6月16日
●白がまぶしい9000形車両 富山駅前 2010年6月16日