Rio de JaneiroのMetroは、1979年にわずか5駅でスタート。
大都市なのに、現在でも、Rio de Janeiroの地下鉄はわずか2路線。
そして、1路線が工事中という状況です。
その代わり、バスと連携(無料)して乗客の便を図っています。
料金は、2.8レアル(約150円)均一。
●Rio de Janeiro Metrô の路線図
Line 1 (orange line)は、全区間、地下を走り、
Saens Peña からあの有名なIpanema/General Osórioを結んでいます。
●Saens Peña駅に停車中の車両 2010年5月20日
●Saens Peña駅改札での流し撮り 2010年5月20日
●Botafogo駅停車中の車両 2010年5月20日
●Metrô 車内 2010年5月20日
Ipanema/General Osório駅と言っても、Copacabana 海岸の近く。
Copacabana海岸までは、早く歩いても5分ぐらいかかります。
その先は、延伸工事中。
●「イパネマの娘Garota de Ipanema」のアルバム・ジャケット
●CMが話題になったビール「Devessa Bem Loura」宣伝のペイント車両 2010年5月22日
●2つのLineが並走 2010年5月20日
●夕方になると混雑します 2010年5月20日
郊外に延びるLine 2 (green line)は、Botafogo駅とPavuna駅を結んでいます。
Central駅とBotafogo駅間で、並走するLine 1に乗り換えることができます。
Line 2 は、郊外に向けてCentral駅を出ると地上を走り、
近郊電車の線路と並行して走ります。
2014年、サッカー・World Cupブラジル大会の決勝戦が行われる予定の
“Estádio do Maracanã(マラカナン・スタジアム)”の近くには、
Line 2のMaracanã駅があります。
地下鉄沿線にホテルを確保すれば、
“Estádio do Maracanã”へのアクセスは、全く心配いりません。
ご参考までに。
●Maracana駅近くのMETRO(左)と近郊電車(右)の線路 2010年5月17日
●“Estádio do Maracanã” からMaracanã駅に向かう 2010年5月17日
●Maracanã駅ホーム 2010年5月17日
●宿泊ホテルから最も近かったCarioca駅入口 2010年5月17日
Line 4 (silver line)は、Line1と接続する形で工事中。
Sao Conrado と Rocinhaを経由して、
仕事で滞在したBarra da Tijucaに向かう路線で、2016年完成予定とのこと。
このLine 4が開通すると、
長い海岸線が楽しめるBarra da Tijucaへのアクセスが非常に良くなります。
●Barra da Tijucaのビーチ 2010年5月17日
●Barra da Tijucaのビーチの水着売り 2010年5月17日
●Barra da Tijucaのビーチで飲んだカクテル“Caipirinha” 2010年5月17日
●Barra da Tijucaのビーチに沿ってサイクリングロードが続きます 2010年5月17日
今回は、Barra da Tijucaからバス(233番)で山越えし、
Line 1のSaens Peña駅からセントロに移動してみました。
なんと言っても、現在のRio de Janeiroの公共機関の中心はバス(BUS)。
ブラジルのバスは、バス停に必ず停車するわけではないので、
行き先(日本人にとっては番号)を確認して手を上げないと、
目の前を猛スピードで通り過ぎて行きます。
車輪が飛ばないかと心配になるほどスピートを上げたまま、
坂道を駆け上がるバスも、楽しかった。
4年前のバイーア州 Salvadorでのバス体験を思い出しました。
●バスの車掌席 お金を払うと棒が回ります 2010年5月20日
地下鉄に乗るためには、駅の窓口で乗車カードを購入。
このカードを改札機に挿入すると、阻止棒が回転。
カードは戻って来ないので、再利用されます。
改札を出るときは、切符がないので、そのまま出ることができます。
全区間均一料金だから可能なシステムです。
●Metroの改札カード 2010年5月20日
●Maracanã駅の改札前 2010年5月21日
●Maracanã駅の改札 2010年5月21日
駅構内はわりときれい(特に、Line 1のIpanema/General Osório寄り)で、
車内を含めて、危険な目には合いませんでした。
空港バス「Frescao」でガレオン国際空港までの移動時、
セントロからの脱出に1時間半以上かかりました。
●サトウキビが原料のブラジルの蒸留酒Cachaça 2010年5月18日
●空港バス「Frescao」乗り場に向かう途中に最後の一杯 2010年5月22日
一部の乗客は、かなりイライラしていました。
2014年のサッカー・World Cupブラジル大会までに、
遅くとも2018年のオリンピック開催までには、
空港とセントロを結ぶ鉄道が必要だと強く感じました。