ローカル「一畑電鉄」  | 夢見る“乗り & 撮り鉄❤日記”

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古川 amor 望夢のブログへようこそ !!
ブログ開設は、2008年9月12日、
日本だけでなく,海外の鉄道も紹介してます.
掲載記事は750件を超えており,貴重な写真も少なくありません.
ぜひ,お楽しみください !!
※福井県大野市出身、金沢市在住

島根県出雲市に行く機会がありました。
2009年3月下旬のことです。

遠いところに行くとなると、
早速、鉄道調査に入ります。

見つけました。
「一畑(いちばた)電鉄」です。

なんと「デハニ50形」というオレンジ色の車両が、
2009年2月29日のさよなら運転をもって運行を終了したとのこと。
ひょっとして、会えるかも・・・・

という期待を持って、鉄路で出雲に向かいました。
岡山から伯備線と山陰本線を経由するルート。

電鉄出雲市駅から、
一日フリー券(1500円)を手に、ちょっとレトロな電車に乗りました。
路線は、電鉄出雲市駅から、松江しんじ湖温泉までの「北松江線」。
途中の川跡 から出雲大社前を結ぶ「大社線」の2系統です。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-レトロな3000系車両 電鉄出雲市駅
●レトロな3000系車両 電鉄出雲市駅 2009年3月20日撮影


最初の目的地は、「出雲大社前」駅。
川跡駅で、乗り換えです。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-2100系車両 川跡駅
●2100系車両 川跡駅 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-5000系(出雲大社号)車両
●5000系(出雲大社号)車両 川跡駅 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-大社線の案内をするアテンダント(撮影許可済)
●大社線の案内をするアテンダント(撮影許可済) 2009年3月20日撮影


でも、“縁結び”の神様の出雲大社は入り口まで。
時間の関係で、
“縁結び”のお願いより、“撮り鉄”を優先させていただきました。
失礼いたしました。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-大社線沿線の「デハニ50形」車両
●大社線沿線の「デハニ50形」車両 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-出雲大社入口
●出雲大社入口 2009年3月20日撮影


一畑口駅では、進行方向が変わります。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-進行方向を変える3000系車両 一畑口駅
●進行方向を変える3000系車両 一畑口駅 2009年3月20日撮影


「鉄道がお好きなのですか?」
松江しんじ湖温泉までの「北松江線」の車内で、
熟年の女性に話しかけられました。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-3000系車両の運転台
●3000系車両の運転台 2009年3月20日撮影


なんでも、亡くなられた息子さんの形見を整理していたら、
「息子が出かけた旅先の鉄道写真がたくさんあった」・・・とか。
その中で、「島原鉄道」とこの「一畑電鉄」が特に気に入っていたようなので、
訪ねて来られたとのこと。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-松江しんじ湖温泉駅の駅標
●松江しんじ湖温泉駅の駅標 2009年3月20日撮影


カメラを必死に構えている僕の姿を見て、
息子さんのことを思い出されたのでしょうか。
息子さんとはかなり年が違いますが・・・・

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-3000系車両 北松江線
●3000系車両 北松江線 2009年3月20日撮影


午後になると、晴れて来ました。
雲州平田駅には車庫があるので、
電車の出入りの様子を撮ることができます。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-雲州平田駅
●雲州平田駅 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-接近中の5100系車両 雲州平田駅
●接近中の5100系車両 雲州平田駅 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-5100系車両の前面
●5100系車両の前面 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-車庫で休憩中の2100系車両 雲州平田駅
●車庫で休憩中の2100系車両 雲州平田駅 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-ミラーに映る車庫 雲州平田駅
●ミラーに映る車庫 雲州平田駅 2009年3月20日撮影


雲州平田駅ホームで待っていると、
目的の「デハニ50形」が接近して来ました。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-接近中のデハニ50形 雲州平田駅
●接近中のデハニ50形 雲州平田駅2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-接近中のデハニ50形 雲州平田駅
●接近中のデハニ50形 雲州平田駅 2009年3月20日撮影


どうも、“お座敷電車”として、運行しているようです。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-停車中のデハニ50形 雲州平田駅
●停車中のデハニ50形 雲州平田駅 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-停車中のデハニ50形 雲州平田駅
●停車中のデハニ50形 雲州平田駅 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-停車中のデハニ50形 雲州平田駅
●停車中のデハニ50形 雲州平田駅 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-停車中のデハニ50形 雲州平田駅
●停車中のデハニ50形 雲州平田駅 2009年3月20日撮影


1928年に登場したとのことで、
もう80歳を超えています。
近くで見ると、かなり傷んでいます。

ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-停車中のデハニ50形 雲州平田駅
●停車中のデハニ50形 雲州平田駅 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-デハニ50形前面
●デハニ50形前面 2009年3月20日撮影


ふるかわひろゆき no 『撮り鉄日記』-デハニ50形側面
●デハニ50形側面 2009年3月20日撮影


島根県は、石川県と同じ日本海側なので、
海路を通じて、昔から深い交流があったと思います。

そう言えば、大学生の頃、
金沢と出雲を結ぶ急行「大社」に乗ったことがあります。

出雲からの帰りは、
モダンな寝台特急「サンライズ出雲」に乗りました。

東京経由で金沢に向かうという、
“鉄道好き”ならではの、無駄が多いルートでした。