雨の朝を覚悟して、目を覚ましました。
時計を見ると、午前６時15分。
いつもと同じです。
ＪＲ掛川駅前のホテルの窓から、
道路を見下ろしました。
路面は、濡れていました。
でも、道行く人は傘をさしていません。
予定を少し早めて、
午前７時30分過ぎに、
ホテルを出て、天竜浜名湖鉄道「掛川駅」に向かいました。
●天竜浜名湖鉄道「掛川駅」 2010年2月27日
●天竜浜名湖鉄道の路線図 2010年2月27日
新所原駅までの片道なのに、
一日フリー乗車券（1500円）を買いました。
７時55分発の「天竜二俣駅」行きの車両に乗り込みました。
進行方向に青空が見えます。
天気予報は、見事にハズレました。
こんなハズレは、大歓迎 !!
●メイン車両のTH2100形 遠州森駅 2010年2月27日
●TH2100形車両の内部 2010年2月27日
車両の先頭に立ちました。
左は、運転士さんです。
●雑木のトンネル 2010年2月27日
単線のため、車両行き違いで、
途中駅で、何度も、数分間停車します。
“乗り撮り鉄”には、ありがたい時間です。
古くからの友人のアドバイスで、
「天竜二俣駅」で下車しました。
ここには、現役の転車台、扇形の車両庫、
そして、木造の古い社屋があります。
●木造の社屋 2010年2月27日
●現役の転車台 2010年2月27日
駅に隣接した広場には、ナハネ20とキハ20の
客車が保存されています。
キハ20は、前身の国鉄二俣線で使われていたとのこと。
●天竜二俣駅横のナハネ20とキハ20 2010年2月27日
●天竜二俣駅横のナハネ20とキハ20 2010年2月27日
駅前には、
この路線を走っていた蒸気機関車が保存されています。
●天竜二俣駅前のC58 389号 2010年2月27日
●天竜二俣駅構内の蒸気機関車動輪 2010年2月27日
再び新所原に向かおうと、ホームに移動しかけたとき、
茶色の車両TH3000が接近してきました。
TH3000は、たった2両しか製造されていないとか。
しっかり、カメラに収めました。
●TH3000形車両 天竜二俣駅 2010年2月27日
●一日フリー乗車券（1500円） 2010年2月27日
途中、雑木に囲まれて走ります。
新緑の季節なら、きれいでしょうね。
その頃、また通ってみたいです。
●トンネルから続く線路 2010年2月27日
TH2100形とは異なる、カラフルな車両にも出会いました。
●カラフルなTH9200形車両 2010年2月27日
●掛川方面に向かうTH9200形車両 2010年2月27日
気賀駅を過ぎると、
左手に、浜名湖が見えてきました。
あららん。
線路の上に、たくさんの鳥が遊んでいます。
早く逃げないと、轢かれちゃうぞ。
●浜名湖佐久米駅線路の海鳥たち 2010年2月27日
「浜名湖佐久米駅」です。
駅長さんが、パンの耳を与えています。
餌付け用エサ(食パンの耳)は100円とのこと。
●浜名湖佐久米駅ホーム 2010年2月27日
友人の話では、
駅長さんの制服を着てますが、
この方、寿司屋さんのオーナーとか。
●田舎風景の中を走るTH2100形車両 奥浜名湖駅付近 2010年2月27日
この天竜浜名湖鉄道では、
いくつかの駅舎で、うなぎ屋、ラーメン屋、カフェなどが営業中。
ローカル線ならではの、楽しい企画満載です。
●新所原駅に停車中のTH2100の後方は“立岩” 2010年2月27日
●新所原駅舎 2010年2月27日
あと、ひと工夫は、車両の色彩デザインですね。
楽しみにしています。
●天竜浜名湖鉄道の駅弁「天竜どんこちらし」 2010年2月27日