6年半ぶりに、長崎駅前に立ちました。
早速、駅前の売店で路面電車の「一日乗車券(500円)」を購入。
1日乗車券は車内では販売していないので…
1984年6月からの25年続いた“1乗車100円”が、2009年10月から120円と値上げになりました。
それでも、日本一安い運賃。
均一制運賃というのも、ナイス。
●大浦海岸通電停から蛍茶屋方面に向かう 2009年10月28日
築町電停でもらえる「乗り継ぎ券」は、
30分以内の時間制限ながら、ほんと助かります。
アメリカ合衆国の路線バスでも、
この「乗り継ぎ券(Transfer Ticket)」に感動しました。
これ、いいシステムです。
路面を走る車両で目立つのが、
なんと言っても、1500形・1506号車の“日清チキンラーメン号”。
6年半ぶりの再会でした。
●蛍茶屋電停に停車中の“チキンラーメン号” 2009年10月25日
●蛍茶屋電停を発車した“チキンラーメン号” 2009年10月25日
長崎の路面電車は、公共交通機関としては1964年に、日本で初めて塗装による車体広告を取り入れたとのこと。
ばってん、
長崎の景観に配慮して、車体広告車両は全在籍車両の40%を超えないように調整されています。
最も多いのは、
201形や300形などのクリームと緑のちょっぴりレトロな車両。
長崎のイメージにぴったりです。
●大浦海岸通電停で201形と300形がすれ違い 2009年10月25日
●西浜町電停付近の201形と1800形 2009年10月25日
一部、広告塗装のレトロ車両も懸命に走ります。
160形車両に会うために、浦上車庫にも立ち寄りました。
茶色の車両は、車庫の中で、静かに休んでいました。
浦上車庫営業所で購入した5枚入り絵ハガキ、
これ、100円は安すぎます。
赤迫電停、正覚寺下電停と石橋電停は、行き止まり。
蛍茶屋電停は、折り返し可能な島式1面2線。
線路はそのまま車庫に繋がっています。
今回は、
赤迫と正覚寺下間(1系統)、
赤迫と蛍茶屋間(3系統)、
正覚寺下と蛍茶屋間(4系統)、
蛍茶屋と石橋間(5系統)の
全路線すべてを楽しみました。
他には、1300形、1700形、1800形の車両が走ります。
全国からたどり着いた車両が一杯。
●蛍茶屋電停を発車した1700形車両 2009年10月28日
低床のスマートな3000形車両も、眼を引きます。
●蛍茶屋電停を発車した3000形車両 2009年10月28日
市民だけでなく、
修学旅行生や観光客にも優しい、長崎の路面電車。
●夕暮れを走る 2009年10月28日
●夜の思案橋に停車中 2009年10月24日
●旅のお供のキャリーバックとトートバック 2009年10月29日
心にもやさしい電車たち・・・また、会いに来ますね !!