大阪発青森行きの寝台特急「日本海」。
それは、サザンオールスターズの「いとしのエリー」より
石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の方がピッタリ。
寝台特急「日本海」は、冬のイメージ。
2008年11月27日、
その「日本海」に乗車するチャンスがありました。
●金沢駅で発車を待つ「日本海(EF81)」のヘッドマーク
2008年11月20日撮影
●大阪駅に入線する「日本海(EF81)」 2008年7月2日撮影
●金沢駅で発車を待つ「日本海」 2008年11月20日撮影
●金沢駅で発車を待つ「日本海」の横顔 2008年11月20日
「日本海」を牽引するEF81も、一両ではありません。
ただ、車両の色が“日本海”的なのが、ちょっとさみしい。
●「日本海」を牽引するEF81(107車両)金沢駅 2008年9月18日撮影
●「日本海」を牽引するEF81(108車両)金沢駅 2008年11月20日撮影
「日本海」の金沢駅への入線時刻は、21時29分。
大阪駅始発「日本海」の、金沢駅からの乗客は限られています。
その時刻、7番ホームは、
「日本海」の後に発車する普通列車を待つ乗客で一杯。
●「日本海」乗車位置の表示板(金沢駅) 2008年11月27日
●金沢駅ホームに走り込む「日本海」 2008年11月27日撮影
カメラを構えて、ホームに入ってくるのを待ちました。
何枚か写真を撮った後、乗車する12号車に向けて走りました。
ところが、6号車の次に12号車(A寝台)が連結されていて、
ちょっと焦りました。
7号車から11号車が省略されていたのです。
そんなことって、あるのですね。
2008年3月のダイヤ改正に伴い、A個室寝台がなくなりました。
A寝台は開放型で、
線路と平行の2段ベッドが通路をはさんで並んでいます。
開放型のA寝台は、今では「日本海」だけとのことです。
線路と垂直のB開放寝台に比べて、窓は広いのですが、
ちょっと物足りない気がしました。
●金沢からの乗客を確認する車掌(B開放寝台 2008年11月27日撮影
●開放型のA寝台 2008年11月27日撮影
●早朝のA寝台からの車窓 2008年11月28日撮影
●青森駅に到着した「日本海」A開放寝台車両 2008年11月28日撮影
●青森駅に到着した「日本海」の機関車と13号車(荷物車)
2008年11月28日撮影
●「日本海」の行先表示(青森駅) 2008年11月28日撮影
●「日本海」のテールマーク(青森駅) 2008年11月28日
青森駅に到着すると、
後方からディーゼル機関車(DE10)が迎えに来ます。
大阪から約15時間かけて到着した「日本海」は、
夕方の出発時間まで車両基地で休息です。
車両基地に向かう「日本海」を見送ってから、
青森駅で「山菜そば」を食べました。
●「日本海」を迎えにきたDE10 2008年11月28日撮影
●車両基地まで「日本海」を運ぶDE10 2008年11月28日
●青森駅で食べた朝食の「山菜そば」 2008年11月28日
青森の11月はリンゴの季節です。
青森駅前の果実屋さんには、
赤と黄のリンゴが山積みになっていました。
●果物屋さんに積み上げてあったリンゴの木箱 2008年11月28日撮影
日本海に沿って走る「日本海」は、
日本海からの強風を受けて、遅れることがあります。
駐車場の屋上でトワイライトエクスプレスを待っていた時、
2時間以上遅れて、「日本海」が金沢駅に到着しました。
予期しないシャッターチャンスは、とてもうれしい。
●金沢駅に到着する上り「日本海」(1) 2008年9月27日
●金沢駅に到着する上り「日本海」(2) 2008年9月27日
●金沢駅に到着する上り「日本海」(3) 2008年9月27日
金沢駅を発車する「日本海」の写真の中に、
信号の明かりや接近する対向電車のライトが
車体に反射しているものを見つけました。
撮影日による対向電車との微妙な時間的ズレが、
車体反射の表情を変え、幻想的な写真となります。
●金沢駅を発車する寝台特急「日本海」(1)2008年11月20日
●金沢駅を発車する寝台特急「日本海」(2)2008年11月20日
●金沢駅を発車する寝台特急「日本海」(3)2008年12月1日
●金沢駅を発車する寝台特急「日本海」(4)2008年12月6日
寝台特急のイメージにぴったり・・・!!