今日は、マスターアクティングコーチ®tori の言葉です。
お芝居を長くやっていると必ず起こるこの感覚・・。
知っているだけで、心が軽くなります。
では、どうぞ~
こんにちは!toriです。
今日は、演技に面白さを感じなくなってしまった時についてシェアしたいと思います。
長い年月、俳優をやっているうちに、本当は演技が大好きなんだけど
•つまらない
•やる気が湧かない
•ワクワクしない
•適当になってしまう
などの状態に陥ってしまう場合は、よくあります。
それ自体は問題ではありません。
それをどう解決するかが問題です。
本当は大好きなのに、モチベーションが上がらず、楽しめない状態は本当に苦しいものですよね。
だから、解決する術が欲しい!!
その解決策の中の一つをシェアしたいと思います。
ずばり!『キャラクター作り』
長い間、俳優をやっていると『当て書き』されたり、同じタイプのキャラクターを演じる機会が増えてしまいます。
だから、楽しくない!!
人間には【不安定(変化)】に対する欲求が備わっているからです。
何年も毎日同じメニューの食事はしたくないのです。
食べることが好きなのに、ワクワクしないのです。
むしろ、苦痛なのです。
これと全く同じことが起こってしまうのです。
そこで!
キャラクター作りというものに、解決するヒントがあるのです。
例え、同じタイプのキャラクターでも同じ人間ではありません。
話し方、歩き方、食べ方、服の着方、座り方、癖といった外的要素。
思考、感情、意思といった内的要素。
それら人格を形成するバックグラウンド。
などなど。
そういった部分を真剣に取り組めば、飽きません!
それどころか、何かキャラクターの核になる要素を手に入れて、飛び上がるほど嬉しい気持ちになるかも知れません。
もしくは、うまくいかなくて、悔しい思いをするかも知れません。
そして、私たちはそこに楽しみを感じるのです。
なぜなら私たちは、芸術家だから!
『全てのキャラクターは、あなたであってはいけない。
全てのキャラクターは、同じであってはいけない。
なぜなら、全てのキャラクターは、それぞれか独立した個人である。』
このキャラクターはどんな下着を身に付けてるんだろう?
どんなものがカバンに入ってるんだろう?
どんな所で食事をするんだろう?
料理を注文する基準は値段?栄養?量?
新幹線や飛行機では、窓側?通路側?
血液型は何型だろう?
どんなものを美しいと思うのだろう?
好きな色は何だろう?
大の字で寝るのか、横向きか、それともうつ伏せで寝るのか?
お風呂にはどうやって入るんだろう?
めちゃくちゃ楽しい!!!!!
追求が止まらない!!!!
ここで大切なのは、この『キャラクターの旅』は監督や演出家や共演者に言わないことです。
言っていまうと、『そんなことが何の役に立つ?』
と言われたり、笑われたりする可能性があります。
そうすると、あなたの中の芸術家の心が荒らされます。
【自分にだけ助けになればいい】
話すのではなく、演技で見せることが大切。
違ったら、別のアプローチをすればいいだけ。
もっともっと刺激的に演技に向かう為に、自分とかけ離れたキャラクターに挑戦するのもいいでしょう。
自分がクールなら熱血なキャラクターをやってみる。
控えめなら、強欲なキャラクターをやってみる。
清楚なら、アバズレなキャラクターをやってみる。
責任感が強いなら、優柔不断なキャラクターをやってみる。
私たちは芸術家です!
私たちの心と身体と声と魂をフルに使って芸術家としてワクワクしましょう!
キャラクター作りに命をかけましょう!!
与えれば与えただけ、返ってきますよ!
Respect for acting.
Love for acting.
マスターアクティングコーチ®
tori
いかがでしたか?
このキャラクター作りは、アドバンス(応用)クラスで深く扱っています。
追求すればするほど楽しくなる演技の世界。
沢山の方にこの楽しさを知ってもらえたらな~っと、今日もブログを書いております^^
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お読み下さりありがとうございました!
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