今日は、マスターアクティングコーチ®toriの言葉です。
フェイスブックの投稿で、多くの人にシェアされた記事。
ぜひ!!
こんにちは!toriです。
さて、今日は俳優というものに何を求めているのかというお話をシェアしたいと思います。
俳優のあなたは、俳優というものに何を求めていますか?
認めて貰いたい。
評価されたい。
愛されたい。
注目されたい。
必要とされたい。
褒めて貰いたい。
自分を知りたい。
お金が欲しい。
憧れられたい。
見返したい。
などなど。
以上のものを俳優というものに求めている限り、あなたは苦しみます。
なぜなら、そんなものは誰も与えてくれないからです。
そして、多くの俳優志望者がそこに陥っています。
そこに陥っている時の症状の一例。
マネージャーが力を入れてくれないと不満をいう。
オーディションで選ばれなかった時に過度に落ち込む。
私にだけ厳しいと悲しむ。
私をちゃんと見てくれていないと、腹を立てる
。
マネージャーや監督や指導者と家族のように繋がりたいと要求する。
俳優仲間と傷を舐め合う。
監督や演出家や指導者からの提案や指導を受けた時に、不機嫌になる、傷つく。
愛情が感じられないと言って、すねる。
など。
上記のような症状に心当たりがあるなら、今すぐ変わらないといけません。
私達は、ストーリーを通して観客に何かを届けるという共通目標の実現の為に、それぞれの専門分野で最高の仕事をするのです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
それだけです。
そこで『利己的』な欲求を満たそうとするのはナンセンスであり、場違いです。
私達は、映画や演劇から何かを手に入れるためにやっているのではなく、何かを【与える】ためにやるのです。
世の中の一体誰が、俳優が自分を満たす為にやっている映画を¥1800払って観たいでしょう?
映画、演劇は世の中のためです。
ストーリーを通して、
勇気を与える。
希望を与える。
感動を与える。
笑いを与える。
考えさせる。
代弁してあげる。
など。
もう一度、
演劇は世界のためのものです!
つまり、俳優や演技指導者も含め、映画や演劇に関わる全ての人は世の中のためにやっているという精神が必要です。
『利己』ではなく『利他』の精神です。
では、あなたは俳優として何を与えることができますか?
これは大きな質問ですね。
長く活躍している俳優の方々は、観客の為にやっています。
利己的な理由でやっていても、色んな条件が重なって活躍している人もいます。
でも、100%言い切れます!
いつか消えます。
もしくは、辛くなります。
これは絶対です。
私達は与えるために存在します。
しかし、まず自分が満たされていないと与えることが出来ません。
人間は、まず自分の欲求を本能的に満たそうとするからです。
なので、まず自分の欲求を知って、それを満たしましょう。
それからやっと【与える】が始められます。
英語でこんな言葉があります。
『チャリティは、家から始まる。』
自分の欲求を知って、満たす為に専門家の力を借りるのもいいでしょう!
与える段階に辿りついたあなたを止めるものは何一つない!
Respect for acting.
Love for acting.
マスターアクティングコーチ®
tori
いかがでしたか?
プロとして活躍していく為に、本当に必要な心のあり方だと思います。
今日も一緒に頑張っていきましょう!
24時間受け付けております。お気軽にご連絡くださいね!
お読み下さりありがとうございました!
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