愛子さまが皇太子になるべき100の理由No.78
No.77で、「もうやめよう、女子が生まれたら「はずれ」って言われる法律」と書いたところ、ダンケーから↓のようなクソリプが返ってきました。
そのために傍系が必要なんだ。情にかられてもの言うな。
— 安藤 達也 (@7J2ngOeeExeee87) June 13, 2024
そのために傍系が必要なんだ。情にかられてもの言うな。
リスクヘッジとしての傍系
傍系(ぼうけい)・・・横に分かれた親戚関係を指します。
今上陛下を主として考えた場合、
- 愛子さまは直系
- 悠仁さま、佳子さまは傍系(上皇陛下まで1世遡る)
- 彬子さま、瑤子さま、承子さまは傍系(大正天皇まで3世遡る)
上皇陛下を主として考えた場合
- 今上陛下、秋篠宮様は直系
- 常陸宮様は皇弟
となり、次世代の継承者は傍系の悠仁さまのみ、です。
ここで、冒頭のクソリプを振り返ってみます。
そのために傍系が必要なんだ。情にかられてもの言うな。
つまり、悠仁さまがめでたくご成婚され、はずれである()女の子しか授からなくとも、傍系が必要、という事が言いたいのでしょう。
では、その時の傍系とは、どなたのことを指すのでしょうか。
旧宮家系の男系男子子孫のことを言いたいのでしょう。
かれらは、崇光天皇(1348-1351)まで、20世遡る傍系であり、傍系も傍系、超傍系。
国民の常識感覚で言えば論外、です。
皇位継承で注目される「旧宮家」とは(前編):「もう一つの天皇家」の歴史をひもとく | nippon.com
この旧宮家案、
- 皇籍取得希望者はいない
- 受け入れる宮家もいない
- 憲法違反の疑いは晴れない(内閣法制局の見解はザル)
と3拍子揃っています。
つまり、傍系はリスクヘッジにならない、のです。
発想の転換
傍系はリスクヘッジにならないことが明らかとなりつつある今、ここでなんとかしなければ、本当に皇統は終わってしまいます。
そこで、愛子さまを皇太子にする案、なのです。
男系男子のみ → 女系容認 とするのです。
そうすると、冒頭のクソリプの見え方が変わってきます。
そのために傍系が必要なんだ。情にかられてもの言うな。
!!!
その通り!
愛子さま1系統だけだと、お子様に恵まれない可能性もあるため、悠仁さま、佳子さまという傍系が必要になってきます。
さらに、女系宮家を創立することで、彬子さま、瑤子さま、承子さまといった傍系の皆様のお子様にも、皇位継承権が認められることになります。
リスクヘッジとしての傍系が成り立つことになります。
コペルニクス的転回の教科書にのりそうな、とてもわかりやすい事例ですね。
愛子さまが皇太子になるべき理由 その78
女性天皇を容認するだけでは安定的な皇位継承は実現できない。
そのために傍系が必要なんだ。
(男系男子を守らなければならない!という一時的な)情にかられるな!
論理的思考の初歩の初歩がわかれば、こんなことは簡単に理解できるのではないだろうか。