愛愛子さまが皇太子になるべき100の理由愛No.34

 

ヘッダーデザイン変えました。

愛」が右と左にばっちり入って気持ちいいからです。

 

 

さて、今日は「女系天皇はダメだ!」について書きたいと思います。

 

ちょっと長いですてへぺろさーせん

 

 TODAY'S
 
女系天皇はダメだ!への反証

 

皇位継承問題において、男系固執派(ダンケーカルト)の主張がこちら。

 

女性天皇は認めるが、女系天皇は認めない。

①過去に存在しないから。

②伝統ではないから

③神武天皇のY染色体が途切れるから。

いずれも、簡単に反証が可能です。

彼らは頭が凝り固まっているので、ほぐしてグッド!やればよいのです。

 

 

 

 

  ①過去に存在しないから?

 

 

そもそも女系継承とは?

皇位を受け継ぐ天皇の親が「女性天皇」の血筋であることを指します。

 

 

下記の通り、過去に存在しています

 

【図解・要約】古来例外なく男系継承が維持されてきたとは言えない実例検証 – 愛子天皇への道 ~ Princess Aiko: Path to the Throne ~ (aiko-sama.com)

 

 

元正天皇の父親は草壁皇子であって、天皇ではなく、元明天皇から「皇位」を継承した、といえるでしょう。

 

草壁皇子からは「皇位」は継承していない=男系継承ではない、ですよね。

 

これこそが「女系」継承の例です。

 

ただし、草壁皇子は天武天皇の子でもあるため、男系継承だ、という意見があることも承知しています。

 

が、よく見てください。

持統天皇が母、でもあります。

 

もう何が何だかわかりません。

(双系継承です)

 

この時代、そもそも男系/女系を意識した継承は行われていません。

濃密な近親婚が行われ、自らの子を皇位継承しようとする動きが、この時代は顕著にみられます。

 

例えば皇極天皇(女性)は、舒明(じょめい)天皇の后でしたが、舒明が没したあと皇位を継承しています。

 

男系継承でしょうか、女系継承でしょうか。

と言われても、いや、夫婦間継承です真顔という感じですかね。

 

特にこの時代は、このような夫婦間、兄弟間といった、同世代間継承、が頻繁に行われていました。

 

この同世代間での継承は、何かと争い(=殺し合い)が起きやすい。

 

やがて、藤原氏による摂関政治に移るにつれ、嫡子継承が主流になり、皇位継承が安定化していった、というのが、マクロで見た歴史の流れです。

 

 

男系/女系継承、はこの時代意識されておらず、明治以降の男尊女卑思想を元にした男系男子継承を盤石にするため、明治の世に後付けで解釈されることになった論理、という事が言えます。

 

このあたりは、↓の動画シリーズを勉強すると、とっても理解が深まりますデレデレ

 

この動画シリーズ、全部で10本あり、メチャクチャわかりやすいです。

受験生向けですが、大人でも十分楽しめる内容ですので、おススメです。

 

 

 

 

また、男系継承が続いてきた、とは言い切れない例もあります。

 

【図解・要約】古来例外なく男系継承が維持されてきたとは言えない実例検証 – 愛子天皇への道 ~ Princess Aiko: Path to the Throne ~ (aiko-sama.com)

 

欽明天皇(第29代)は父が天皇で母が皇女なので普通なら男系継承と見るべきところだが簡単には言い切れない。
父である継体天皇は傍系としても桁違いな血統の遠さである一方、母の手白香皇女は先々代(仁賢天皇)の皇女(1世)であり先代(武烈天皇)の姉に当たる。
手白香皇女の子ではない欽明天皇の異母兄(安閑天皇、宣化天皇)の血筋にその後の皇位が引き継がれていないことから見ても、欽明天皇は女系と位置付けられていた可能性が高い。

 

 

古来例外なく男系継承が維持されてきた、は極めて怪しい、のです。

 

 

 

 

 

  ②伝統ではないから?

 

男系継承こそが伝統であり、女系継承は伝統ではない、は強引と言えます。

 

 

①でお伝えしたお通り、そもそも男系継承だけで続いていないから、です。

 

そもそも、伝統とは、その時代に生きる人の解釈によって変わるもの、ではないでしょうか。

 

明治の世、男系男子を法律として初めて明文化した際、その正当性を証明するため、「男系/女系」という伝統への解釈を、明治の人たちが始めました。

 

令和の世においても、伝統の解釈を修正すればよいのです。

これは伝統破壊ではなく、解釈のアップデートです。

 

 

従来(明治以降)

「天皇は男系で継承してきた」

 

これから

「天皇は男女問わず血筋で継承してきた」

 

 

と、視点を上空にグッと上げ、鷹の目で皇位継承を眺めてみるのです。

 

そうすると、過去からの伝統が、未来に向かって違和感なく続いていきます。

 

全く伝統を破壊していませんよね。

 

 

伝統問題なし!

 

 

 

  ③神武天皇からのY染色体が途切れるから

 

これは、既に理由No.19 で反証しました。

 

 

Y染色体理論をふりかざすなら、科学的に証明する必要がありますが、それができた人はいません。

 

そして、そもそもY染色体は、飛脚の屋号のようなものであり、遺伝としての個性はなく、世界中の男子が同じ情報をもっているもの、つまり、そこに血筋の正しさを証明する材料とはなりえないことが、生物学者によって論じられています。

 

 

 

 

  まとめ

 

女系天皇となっても、皇室は続いていきます。

 

 

①過去に存在しないから。

 →過去に存在します。また男系継承も証拠不十分で極めて怪しい部類です。

 

②伝統ではないから

 →伝統の解釈の視点を高くすることで、伝統であると解釈可能です。

 

③神武天皇のY染色体が途切れるから。

 →そもそも科学的証明ができないため、論じること自体が無意味です。

 

 

 

 

 

愛子さまが皇太子になるべき理由 その34

 

ダンケーカルトは、女系天皇は伝統破壊である、と勘違いをしている。

 

その凝り固まった考え方を解きほぐしてやると、あっというまに論理崩壊が起き、日本の皇祖神が、そもそも女神である天照大御神であることを理解するだろう。

 

愛子さまを皇太子に。

これこそが、これまでの伝統を守り、未来永劫皇室が安定化するための答えなのである。