直前になって回復した週末の天気予報。
前日の土曜(15日)は「一日快晴!」でしたが、日曜は後半になるほど曇ってく感じ。
まぁ、降っても大した事が無さそうだったので・・・またいつもの山に行って来ました!
例年よりも”梅雨入り”が遅れてるみたいです。
雨も厄介ですが、梅雨明け後の暑さもスゲー嫌なので、まだ熱さのマシな内に走っておきます。
家を出たのが”4:12”。
薄曇りだったのでまだ明るくは無い。
家での気温は”21.7℃”と少し蒸す感じはありましたが、下はメッシュパンツでジャケットは”3シーズン用”。
ジャケットはこのツーリング後、洗濯して片付ける(衣替え)つもりで着て来たのですが・・・山の気温は”16℃”だったのでコッチで正解でした。
こないだ走った後、交換するつもりだったリアタイヤ。
写真で見ても分かるでしょうが・・・もう限界。
オンならともかく、オフでコレはちょっと厳しいです。
が、「アドベンチャー系の標準タイヤ(オン寄り)よりはマシじゃね?」っと自分に納得させて出て来ました。
ソレは事実で、センター以外はまだ残ってるのでコーナーとかは意外とグリップしてくれますし、フロントはまだ残ってるので、リアが少々滑ってもフロントが残れば何とか。
しかし、砂利やマディ(泥)とか登り坂からの再スタートは苦労するので、痛い目に合う前に交換しないと・・・「流石にこのツーリングが最後だな」と・・・事実そうなるのですが…(?)。
そんなタイヤでも前回(6/2)は路面が湿ってたので、まだグリップしてくれましたが、今日の乾いた路面状況だとダメ。
直線で加速しようとすると、めっちゃ空転して滑る滑る!
まぁ、コレはコレで面白かったりもするので・・・あんまグリップの優れたのよりも好きだったりします。
そう、林道ツーリング程度でゴリゴリのレースタイヤみたいなの入れてる人もいますが、個人的に「ソレってオモロイ?」って感じ。
林道は滑るから面白いんです。
と言って、オンロード用のタイヤだと停まる時に停まってくれんし、少しでも荒れて来るとこの重量と足付きなので進めなくなったりするので林道走るなら最低限の装備は必要(今のリアはアウト気味)。
ソレに何と言っても「そんなカチガチにグリップさせたら舗装路走るのと変わらんのちゃう?」です。
レースやってる訳でも無いのですからね。
それなら低速で遊べる”軟弱な装備”の方が面白いですし、そんな飛ばせなければ転んだ時や事故のダメージも下がります。
あと、林道までの道中(舗装路)も安心ですし、タイヤ自体も大体安くて持ちも良い。
初心者こそ良いタイヤで腕をカバーしてもらうベキですが、林道程度ならある程度以上の人はあんなの要れるだけ無駄。
僕に言わせたら「エエ事一つもなく悪循環」です。
その点でも標準装備の”オン・オフ兼用タイヤ”は良く出来てると感心します。
今日もコースはいつもの”鉄板ルート”。
前回の逆”右回り”を予定してます。
その分岐点手前の[山頂駅]の広場。(75km-5:54)
山頂に向かう登山者が多く駐車出来る様になってますし、バイオトイレや東屋もありココまでは舗装路通ってアクセスも可能。
この日は今後怪しい天気予報のせいか車も1台だけでした。
ちなみ、ココまでは”往復区間”。
この時すでにリアの違和感を感じてたのですが、「今日は路面が滑りやすいからな…」と勘違いしてました・・・。
で、そのまま走って・・・[瀞川氷ノ山林道]の中間であり、舗装区間になるゲレンデまで来た時「やっぱおかしい!」と思い、恐る恐るリアをチェック。(84km-6:17)
すると・・・「何か刺さってるぅー!」
マジかぁ~・・・またパンクしとるやないかーい‼
バイクは久しぶりですが、自転車に続き「エフハチよ、お前もか…」です。
前自転車の時に、<今後は「パンク王!」と名乗ります>って・・・自分でフラグ立ててたみたいです・・・トホホ…。
しかし、いつもとは違い一気に抜けてません。
測ると”0.6k”くらいは残ってる。
減ってはいますが・・・「コレまだイケるヤツ?」
コレがまだ使えるタイヤならパンク修理したのですが、もう交換するタイヤです。
今直しても”二度手間”。
走れるなら「このまま帰りたい…」です。
試しに空気入れると・・・100回くらいポンピングしたら”1.2k”くらいは入ってくれて、すぐ抜ける感じも無い。
違和感を感じたあの[山頂駅]から20分くらい走ってた事を思うと、現状で「30分くらいは持つんじゃね?」です。
仮にそれだけ持ってくれたとしたら・・・普通に走って家まで2時間ほど。
途中に4回入れてやれば戻れます。
ソレが「10回かかってもこのまま帰る方が良い!」と判断してココでUターンしました。(6時半)
ツーリング時に持って行ってる”パンク修理キット”(標準キット)。
しかし[エフハチ]の場合は別に”パンク修理強化セット”も用意。
標準キットのにはちょっとした工具とかテープや針金やバンドとかの外、チューブタイヤのパンク修理の道具以外に、予備のチューブとしてフロント用(21インチ)を1本持ってます。
21インチならリアの18インチや17インチに入れる事も出来ますし、違和感無いくらい普通に走ってくれて”代用品”として十分役に立ってくれます。
が、[エフハチ]はやはり中型よりクラスが上なのでもう少し用意。
ちゃんとしたリアのチューブ(17インチ)と携帯用の空気入れももう少ししっかり入るのを持って行ってます。
標準キットの棒みたいなのも入りますが・・・ビートを出すなんて全く無理!
コレも厳しいですが、2倍位は入ってくれるし楽なので100回やった時の入りと疲労感が全然違います。
なので、荷物でも[エフハチ]で走る時は両方持ってます。
コレも人より多いパンク率を誇る”パンク王”になるまでの経験がそうさせるのです・・・(T-T)。
「30分は大丈夫そう」って感じですが、違和感を感じたらすぐ停まるつもりで走行。
なるべくリアに加重しないよう、スピードを控え段差何かも舐める様に走行。
「コレ以上被害が広がりません様に…」と祈りながら走りました。
大丈夫そうでも、ソコソコの時間で安全そうな場所で停まって”チェック&空気入れ”。
30分ほど走っても”0.6k”くらい残ってます。
頑張って200回くらいポンピングしても”1.6k”くらいなので、もう100回強やってもそんな変わらず(100回で1.2k位になります)、ソレで走った方が楽。
結果、間1回入れただけで無事林道脱出!(105km-7:15)
やっぱ”0.6k”くらい残ってました。
「この辺で止まってくれてるのかな?」
標準が”2.5k~”(リア)なので、低いのは低いですが、高速で走らなければ大丈夫です。
ココから家までぶっ飛ばして1時間チョイ。
しかし、この時間だと交通量も増えてますし、早朝みたいなスピードで走る訳には行きません。
「1時間半~」と想定して、最低でも間に3回は補充するつもりで出発です。
[R29]は国道でも走りやすく、まだ交通量も少ない。
林道出口から20分ほど走って・・・道の駅[はが]。
大丈夫です。
ココでもポンピングして再スタート!
中型オフなら”1k”も入ってれば特別低い数値では無いです。
[エフハチ]にとっては半分以下ですが、ソレでもほぼ違和感無く走れてしまいます。
タイヤ自体の硬さもあるので、案外空気が抜けきってても直線は走れるモノです。
なので少しでも入ってたら忘れてしまいそうで・・・。
今の所、少しは残ってくれてますが、いつ穴が広がり一気に抜けるかも知れませんし、うっかりスピード上げてコーナー入る可能性もあるので、用心の意味も兼ねてタイマーを「20分」にセットして走り出してました。
最長でも、コレが鳴ったら安全に止まれる場所を探すようにします。
道の駅[はが]から30弱走って・・・道の駅[ちくさ]。(142km-8:23)
ココも田舎の県道で、交通量少なくて助かった。
ツーリングにも良いコースなので、ライダーも多いです。
ココまで来たらもう一踏ん張り。
30kmほどの距離なので通常は「30分チョイ」なので、そのまま帰れる計算ですが・・・焦る気持ちもありますが、最後にズッコケても嫌なので慎重に行きましょう。
空気圧チェックしながら、ココで最後のつもりで休憩。
やっぱ最後まで抜けて無いので・・・ココまま頑張ったのでこのまま帰りたい所です。
横でゴチャゴチャやってるので、お隣さんのライダーさんと話ようになり、現状を報告。
「え⁉大丈夫なんですか?」ってな感じで話しが弾んで・・・リフレッシュが出来ました。
ココまで緊張しっぱなしだったので、良い息抜きになりました♪
[ちくさ]から約15分。
国道(R179)に合流する手前でストップ。
ココからは少し交通量も増えるのでもう一度入れておきました。
ゆっくりペースでも20分もかからないので、さっきのを最後にするつもりでしたが・・・違和感を感じたのでまたストップ。
結果は・・・やっぱ”0.6k”を維持してます。
心配し過ぎましたが、コレ位の方がエエです。
ホントもう家まで少しなので、最後まで「全集中の呼〇!」的な意気込み(?)を忘れずです‼
※ちなみ、現在深夜に新シリーズ「柱稽古編」放送中で、僕もちゃんと見てます。
そんな感じで、何とか無事に帰って来れましたー!(9:47)
休憩込みですが、3時間かけて戻ってくれてヤレヤレです(通常なら2時間程)。
エンジン冷えるまでの間、玄関でヘタって・・・もう精神的にボロボロ。
・
・
・
で、エンジン冷えたら重い体を起こして、洗車したらこのままタイヤ交換。
GW前に交換するつもりだったのでタイヤはちゃんと用意してます。
今のと同じシンコー[SR244]。
比較的安いメーカーですが、使ってみたらとても好印象。
”オン・オフ兼用”なので、ツーリング・ライダーの僕にとっては使いやすく、両方ソコソコのグリップ力を誇ってくれてます。
それに意外と持ってくれて・・・今回は"6561km”使用。
まぁ、コレは使い過ぎで・・・林道走るなら「5000km以内」で交換しといた方がエエです。
ソレでもこのクラスのバイクと考えたら優秀。
”性能&ライフ&金額”も今の所コレ以上の物は思いつかないので、少しサイズ違い(細め)ですが[エフハチ]のリアはずっとコレで固定して良いと思ってます。
メッチャ面倒ですが、予定より早く帰れましたし、汗かいたついでにやっておきます。
バラして問題の異物を抜いてみると・・・メチャメチャ長いの刺さってるヤン!
8cm位あるしっかりした釘でした。
こんなのブ刺さっててよく空気抜けきらず戻れたモンです。
で、タイヤ外そうとまずはバルブ緩めたら、「プシュッ~…」と空気が抜ける音が・・・。
どうやら、ホイール内はまだ空気残ってたみたいです。
以前やっておいた「なんちゃってチューブレス化」が効果あったみたい。
チューブ入れてますが、バルブの付け根にテキトーなゴムパッキン装備してました。
もうチューブは「修理不能!」なほどデカい穴が・・・コレはパンク後ずっと走ったからでしょうね?
バルブ以外に、ホイール内部のスポークの付け根にもテープ巻いてたおかげで「エア漏れ」しなかったみたいで・・・えらいモンです。
新しいチューブにもまた同じ様に加工(+テープ巻き)。
また同じ効果があるかは不明ですが、今日みたいなのは無理でも、状況によっては少しでも移動出来た方がエエ事もあるので、”保険”くらいの気持ちでやっておきます。
こんなモノでも”バネ下加重”になるので、やらん方がエエのでしょうが・・・パンク王なので用心しときます・・・グスン…(T-T)。
って言うか、別にポン付け出来る[F700GS]のリアホイール持ってるので、アレ入れたらエエんです。
アッチはちゃんとした”チューブレスホイール”ですから。
シーズンオフ用(林道走らない冬場)にオフタイヤ温存の為に手に入れたのですが、もうアレメインにして、何なら今のスポークホイールをシーズンオフ用に回してもエエくらいです。
ちょっとその方向も考えておきます・・・。
でも今日は普通に交換。
ココで使えるアイテム”タイヤワックス”。
タイヤとホイールのビート部に塗っておけば出しやすい。
専用のモノもありますが、100均で買えましたし、まだまだ残ってる優れモノです。
面倒ですが、初めてしまえば慣れた作業です。
作業自体は1時間もかかんないです。
・・・用意とか撮影してたら2時間ほどかかったけど…。
何はともあれ、失敗無く無事作業終了!
バイクに比べたら最近続いてたとは言え、自転車レベルの交換は「余裕のヨッちゃん」ですわ。
しかし、新品のブロックタイヤの何と美しい事か!・・・同じタイヤとは思えない…。
オフ車乗りなら理解してもらえるでしょうが、トゲトゲタイヤに頬擦りしたくなりますねぇ~♡
そんな大変な思いをした一日でした。
が、考えようによってはあのパンクのおかげでまだ涼しい内に帰れましたし、面倒でずっと先延ばしにしてた作業をやるきっかけが出来てラッキーでした!(…?)
何はともあれ、コレで無事復活!
タイヤも新しくなったので、また本格的な夏が来る前に走っておきたい。
もう梅雨入り間近でしょうが、少しでもチャンスがあれば「リベンジツー!」に行きたいですね。
けど・・・さっきまで”ツルツル&空気抜け”状態だったので、”新品&空気パンパン”のタイヤは・・・明らかに足付きが悪くなりました。
ソレはソレでちょっと怖いです・・・アッチョンブリケ❕