1月14日   初!アレコレ。 | おっさんの「冒険の書」

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関西の片隅で、コソコソやってます・・・。

ここんとこ晴れた休日は自転車に乗ってる事が多かったです。

なんせ短い時間でも手軽にやれて、金もかからないのが良くて・・・。

 

しかし、おかげで冬にやってる他の趣味が疎かになってました。

「冬!」と言えば、ウインタースポーツでしょうが・・・まだこの時点では地元のスキー場は雪が少ないみたい・・・。

昨日あたり降ったみたいで、今日何か行けそうでしたが・・・昨夜は新年会でだったので、早起きする自信無くて・・・ソレは中止。

 

と言う事でもう一つ、僕の中では”冬限定”でやってる登山に行く事にしました。

僕の場合、「登山はなるべくバイクで行きたい!」。

この時期にバイクで現地(山)に向かうのは路面凍結の心配があり、リスキーな点もありますが、冬場は出番が減る(走れる林道が減るので)バイクに乗る機会が出来ますし、燃料代も浮きます。

あとバイクだと駐車場探しに有利だったりもします。

人気の山は早く行かないと駐車場が満車だったりしますが、その点バイクなら・・・ちょっとしたスペースに潜り込めたりするので・・・これワリと重要で、現地行って駐車出来なかったら・・・どうします?

特に僕のイケてる車はデカいし小回り効かないので、厄介な事になりますからね。

 

あと、折角高い金出して揃えたパニアケースもキャンプ以外に出番が出来るのも何気に〇♪

前車から使ってるので、もう元は取ってますが・・・折角なんで出番が多い方がエエですしね。

 

 

 

そんな訳で決まった今シーズン初登山(&ツーリング)。

出発も遅れそうなのもあり、近場でチョロそうな(軽めの)山をチョイス。

 

一ヶ月ほど動かして無かった[F800GS]。

エンジンはバッテリーを維持充電(トリクル充電)してるので一発でかかりましたが、問題なのは・・・僕の方。

元からサイズオーバーの車体なので、走り出してしばらくはおっかなびっくりでした。

田舎の国道は空いてて良かったです。

 

 

国道から[県道23]を東へ。

[県道67]へ少し折れたらまたすぐ曲がって、名も無き1.5車線の道路へ。

途中、「関係者以外進入禁止」ッポイ看板を横目に・・・とあるため池の側に駐車。(36km-10:38)

 

 

あの看板はどうやろ?

一応登山ルートにもなってたんで・・・「道端の敷地内はダメ!」って事に解釈しときましょうか(グレーゾーン?)。

まぁ、コッソリ侵入するにもバイクの方が有利でした。

 

 

 

出発したのが”9:44”。

昨日の飲み過ぎたせいでやっぱ早起き出来ず・・・こんな時間になりました。・・・ノンアルやったけど・・・。

 

それでも気温は”-8℃”。

天気良かったので「多分、大丈夫」と思いつつ、濡れた日陰の部分は緊張感を持って走って来ました。

 

 

 

おかげで登山スタートしたのも”11:17”と大分遅くなってモタ・・・。

 

 

さて、問題の登山口何ですが・・・「ドコ?」

すぐソコにあるハズやのに・・・ドコやねん!

 

 

登山に大活躍のアプリ[YAMAP]で確認して・・・「ココかいな⁉」

 

 

言われたら・・・辛うじて道の様なモノがあるような・・・でも入口から草木で覆われててアプリ無かったら分かんなかったと思います。

 

 

確かにマイナーそうなルートでしたが・・・スタートから不穏な雰囲気でした。

 

 

 

久々の登山です。

が、「日頃自転車で鍛えてますから!」と思ってたのですが・・・登り始めて10分でダウン…。

 

 

何で?

「こんなハズは…」と思っても、現実は「シンドイ!」。

自転車に使う筋肉とは別か?

って言うか、根本的に鍛えられても無いのか?

そう言えば、自転車初めてもう5ヶ月近くなるってのに、全然体重落ちても無いし・・・また自転車に対してのモチベーション下がりそうです・・・。

 

 

 

探せば辛うじて道らしきモノと、目印のテープは発見出来ましたが、やっぱ大分マイナールートっぽくて分かり難い&歩き難い。

 

 

ちょくちょくシダをかき分けて進むので・・・これ冬場で良かった。

温かい時期だともっとお生い茂りますし、虫とか蛭とか出てきますし・・・田舎者でも嫌いです。

 

 

 

木々の間を抜けたら・・・岩場に出ました。

 

 

天気良くて展望も宜しい♪

 

 

さっきまでのストレスも少し解消されました。

 

が、コレも表面は乾いてるから。

濡れてたりしたら岩場は滑りやすく”危険地帯”になりますからね。

 

 

岩場に仏像があったので「家内安全」(?)を祈っておきました(賽銭無しで)。

 

 

 

また木々の間を進んで行くと・・・最初の目的地[岩ヶ谷山](334m)に到着。(931m-12:07)

 

 

”三角点”と小さな看板はありました。

 

 

展望は・・・イマイチ。

 

 

ほとんど木に囲まれてるのでちょっと見えるだけ。

少し休んで・・・先を急ぎます。

 

 

 

尾根には出てるのでアップダウンを繰り返しながら少しづつ登って行く感じになりました。

 

 

キツイ場面もありましたが、50分ほどかかって・・・次の目的地[十字峰](555m)に到着です。(2.62km-13:02)

 

 

ココも表記小さいし、展望も無し・・・達成感無いわぁ~・・・。

 

 

当初、ココでグル~っと回って戻るつもりでしたが、ココまでの結果があまりにあまりなので(?)、もう少し足を延ばす事にします。

 

 

 

で、その少し先の分岐点。

 

 

「この先は地獄かぁー!」

 

 

帰りはその地獄へ進みますが、[薬師]って所を覗いて戻って来ます。

 

 

この間、参考タイムは”20分”。

尾根沿いとは言え「山頂から山頂」への移動何で、一度下がってまた登る・・・このアップダウンがシンドイ。

 

 

折角稼いだ高さを下ってまた登るのが無駄ですよねぇ~・・・まぁ、ソレ言い出したら山登り自体が無駄な事なんですがね・・・。

 

 

 

で着いた[薬師峰](616m)。(3.3km-13:26)

 

 

コチラは表示もバッチリで、開けた方向もありソコソコええ感じの展望が見渡せました。

 

 

 

石像があったので賽銭しようと思ったのですが・・・大きいのしか無くて断念。

 

 

さっきの岩場でもありましたし、意外と山にはこんなのあったりするので、小銭を持ってた方がエエです。

今回は手だけ合わせときました。

 

 

 

最近は”熊”のニュースをよく耳にするので今回はいつも付けてる鈴以外に護身用としてアウトドアナイフを持って来ました。

 

 

大昔にホームセンターで買った安モンです。

こんなモンでも無いよりはマシ・・・でしょう。

が、本当にそうなった時はもう少ししっかりした物の方が安心。

と言って、やたらデカいのは邪魔で荷物になりますし・・・ちょっともう少し良さげなの探してみようかな?

 

タダ、他の登山者が目にすると恐怖心を与えかねないので、装備する場所にも配慮しなければ・・・。

それでいて、とっさの時にすぐ取り出せないといけませんし・・・出番が無いのを祈るばかりです。

 

 

 

あとはココからUターンして別ルートで下山。

休憩してたら・・・人キター!

 

今回のルートはお隣りのルートとこの辺だけ合流してます。

 

 

今回僕は左下(オレンジ〇)だけですが、その人曰く、右上の方はワリといたそうで、「駐車場もギリギリ停めれました」と言ってましたし、すぐもう一人やって来ました。

僕もソッチのルート(七種山)へは以前登った事があります(2016-11-6)。

 

しばらく最初に来た人(40代くらいの女性でした)と話しましたが、何と家はワリと近く、車で10分もかからない位でした。

登山初めて2~3年目とか言ってましたが、僕より本格的で・・・僕は何でも「ナンチャッテェ~♪」だもんなぁ~・・・負けました。

まぁ、僕は「広く浅く、地味ぃ~な感じで…」で行きますわ。

 

しかし、さっきの人もそうですが、何でみんな鈴付けんかなぁ~・・・。

急に現れたらビビるのは皆同じちゃうの?

こんだけ熊のニュースもしてるのに・・・いや、そうじゃ無くても皆付けようぜ、お互い様やん(と僕は思ってる)。

 

 

 

ココまで汗はかきましたが、この時期何で休んでる間にひいて肌寒くなって来ました。

その人も別ルートに去って行ったので、僕も下山開始しました。(14:14)

 

 

しばらくは来た道を戻って・・・分岐点からは「地獄行きだぜ!」

 

 

ソコから先は登山道の雰囲気も変わります。

やっぱマイナールートみたいで、道も分かり難くく、荒れ気味。

人が通ってこそ、道として整備される様で、ほっとくと本来の姿に戻っていくみたいです。

 

 

 

急な場所もありましたし、周りは木に囲まれてて代わり映えしないです。

時折、視界が広がり風景が見渡せると「ホッ…」とします。

 

 

多分あの山の上から下って来ました・・・知らんけど・・・。

 

 

 

目指すのはあのため池(明王寺池)。

 

 

まだしばらくは尾根沿いに進んで、池の横まで行ったらソッチに下って行く感じです。

 

 

 

標高が下がったせいか、ちょくちょくシダの間を抜けなければならず・・・ウザイ・・・。

 

 

探せば道らしき跡はありますし、目印のテープがあったりするのですが・・・アプリ無しでは怖くてソロでは進む勇気無いわぁ~・・・。

 

 

 

「やっと開けた!」と喜んでたのですが・・・しばらくして「ん⁉」と違和感。

 

 

「もう尾根から下っても良さそうやけど…」

と思ってアプリで確認。

 

 

すると・・・「やっぱ通り過ぎてるヤン!」

 

 

100m以上ルートから外れてました。

見るからに真っ直ぐ伸びた開けたルートに惑わされたみたいですが・・・分岐点なんかあったか?

 

 

コレもアプリがあったので見つけられましたが・・・あの目印じゃ分からんよ。

確信が無くてソレを撮影するのも忘れて、「コッチやな?」って感じで進んだくらいですから・・・。

 

 

ソコからの下りが一番厄介でした。

道はハッキリしないし、足元悪くて滑りやすい。

まだ登る方が安心感あってかも?

もう池に出るまで下り難い道が続きました。

 

 

 

やっとの想いで着いたため池。

 

 

もう我が愛車も見えてます。

 

 

 

”15:52”、無事ゴール出来ました!

 

歩行距離は”6.49km”。

時間は”4時間25分”(休憩込み)。

 

 

MAXスピードの”19キロ”ってのは何かの間違いです。

スマホの計測何でこの辺は怪しい時があります。

 

 

 

今日の登山道ルートです。

 

 

池から見える周りの山々をグル~っと回って来た(+α)感じです。

 

 

 

着替えて、「アレ全部回ったぞぉ~!」のポーズ。

 

 

こうやって見渡すと頑張った感じが出ますね。

 

”16:15”に出発し、”17:09”には帰宅。

バイクでの走行距離は”68.4km”でした。

 

 

 

今回のルートは明らかに”マイナールート”でした。

が、チョクチョク出て来た岩場が迫力あり、ソコは楽しめました。

特に最初にあった岩場にひっそりとあった仏像とかは、マイナールートだけにレア感もあり、想像してたよりは「悪く無いヤン」と思いました。

 

 

が、要所要所で面倒な箇所はあるし、全体的にはモッサリしたルートで(?)・・・やっぱお勧めし難いルートかな?

まぁ、久々に”ツーリング&登山”をやれて良かったです。

 

 

 

 

 

PS:

翌日、太股が筋肉痛に・・・あの<ビワイチ&アワイチ>でもならんかったのにこの程度の山で・・・。

改めて「自転車ってホンマ体に負担掛けない乗り物や」と感心しました。