6月27日   溜まった作業。 | おっさんの「冒険の書」

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関西の片隅で、コソコソやってます・・・。

面倒で見ないフリして先延ばしにしてたバイクのタイヤ交換・・・・・ソレも2台分。

[F800GS]と[セロー]なんですが、両方リアがもう限界・・・・オーバーで、前者はほぼ溝無く、後者ももう残り0.5mmくらいと、”倹約家”の僕でも・・・・・「流石にマズいな・・・」と思ってました。

 

実は[エフハチ]の方はフロントも、オンロードではもう少し使えそうですが・・・・・コレでオフロード走るのは・・・・・[セロー]でも油断出来ない状態まで減ってました。

 

そう言う事で、今日は最低2本。

・・・・・両方、ちと面倒なヤツなんで・・・・・ソレらが終わって、まだ元気が残ってたらフロントも片付ける事にします。

 

 

 

と、その作業前に・・・・・ココんトコ全然乗って無かった[エフハチ]のエンジンをかけてやるついでに・・・・・ちょっと走っておきました。

 

 

タイヤもすぐ交換するんで、丁度良いタイミング。

 

 

「30分も走ればエエやろ・・・」

と思って出発・・・・・。

 

 

[岡山]の方へチョロっと・・・・・。

 

 

途中、道の駅に寄って、休憩&ポケモンゲットして・・・・・

 

 

テキトーにその辺ウロついてきました。

 

 

そんなショートツーリングのログです。

 

 

すぐ帰るつもりだったのですが・・・・・走り出したらついつい距離が伸びてしまい・・・・・結局150km近く走ってました。

まぁ、折角の梅雨の合間の晴れの休日ですから、こう言うのもアリでしょう。

 

 

と、今日本命の作業は”タイヤ交換”ですが・・・・・ソノ前に簡単なのを先に片付ける事にします。

 

建築時、まだ使う事が無かったんで、子供部屋の照明が・・・・・とりあえず一番安かった、いわゆる”裸電球”でした。

 

 

次男の部屋の天井ですが・・・・・ナンヤカンヤと張り付けてます・・・・・。

ソレはさておき・・・・・中学生になり、自室にいる事も増えたので、まともなモノに交換する事にしまいした(長男のは交換済)。

 

 

とりあえず、今のは外して・・・・・

 

 

取り付けのソケットが全然違います。

 

 

説明書では、ソレに合うモノを自分で用意するように書いてますが・・・・・まぁ、こんなのは繋げたらエエんでしょ?・・・・・多分?

 

 

大量にある”ギボシ端子”使って加工して・・・・・試験点灯!

 

 

無事に点きました!

・・・・・何かこのデザインかっこ良い・・・・・。

 

 

あとは本体組んで・・・・・出来上がり!

 

 

我が家では装備率の高い”シーリングファン”。

デザインも豪華ですが、実用性も高い。

あと、値段も安いので(コレは9000円弱)我が家の”部屋”と言えるスペースは、同じくまだ裸電球の三男の部屋以外は全部このタイプです。

 

次男の希望のデザインにしてやりましたが・・・・・前付けたのに比べると大きいワリに風が弱く、内心「コレ選んで失敗したな・・・」と思いましたが・・・・・本人は喜んでるので内緒にしておきます・・・・・。

 

 

 

と、昼飯前に雑用を片付けて、飯食ってから・・・・・本命の方に移ります。

 

まずは一番厄介な[エフハチ]のリア。

 

 

もうセンターの部分は模様程度に残ってるだけ・・・・・雨でも降ったら怖いッス。

中古をオークションで手に入れた物で、メッツラーの[TOURANCE]。

オンよりなんで当たり前なんですが、ライフが長く、1万km強も使えました。

 

次に選んだのが、シンコー[E700]。

指定サイズが”150/70-17”なんで、この”5.10-17”は若干狭いです。

ですが、以前もっと狭い”4.60”ってのを使った事あるので・・・・・多分大丈夫です(4.60はヒヤヒヤもんでしたが・・・)。

 

このタイヤにしたのは「値段が安かった」ってのもありますが、指定サイズだとやたら硬くて、もう交換が大変。

道具のある自宅でもそうですから、コレが出先でパンクとかすると・・・・・恐ろしい・・・・・。

ちゃんとパンク修理の工具は持って出てますが、それでも家の装備よりは貧弱。

 

 

タイヤレバーも中型クラスの時は一番下の”240mmのレバー”を2本だけでしたが、前の[テネレ]からは一番上のを追加。

更にこの[エフハチ]は堅いので、”基本の修理キットセット”と別に真ん中の長いのもと別工具を増やした”追加セット”を持って行ってる位です。

 

とにかく、最初の”ビート落とし”が大変なんです。

この程度のレバー(長い方)で僕が全体重かけた位ではまともには落とせないレベル。

もっと長いレバーが必要ですが・・・・・そんなの積んで走るのは・・・・・邪魔!

 

とりあえず家での作業用に”ビートブレーカー”を購入しましたが・・・・・1台目のサイズの小さい方は・・・・・何本目かで力入れ過ぎて、レバー曲がってしまいました・・・・・それ位硬いんです。

 

”裏技”的なのもありますが・・・・・ソレはなるべくやりたくないので・・・・・タイヤ自体のレベルを下げ、少し柔らかいのを選ぶ事にしました。

 

指定サイズの硬さ(ロードインデックス)が”69V”ですが、この[E700]は”67S”。

実際触った感じからも「柔らかい」と思いました。

その分、ライフは短いと思うので・・・・・グリップも込みで試してから今後も使うか考えたいと思います。

 

 

そんな事を考えながら、作業開始!

 

 

”二代目”のサイズアップしたビートブレーカーのおかげで役にビート落とせます。

 

 

”ビートクリーム”代わりに使ってるのが”タイヤワックス”。

 

 

それも100円ショップで買ったモノ・・・・・。

ネット情報で知って始めてやった時は「・・・こんなので大丈夫なん?」と、水みたいにサラサラだったので全然期待して無かったのですが・・・・・効果ありました!

今まではビートクリームが高いので”石鹸水”とかでやってましたが、コッチの方が楽でお勧め。

なんせ元が”100円+消費税”なんで”遠慮なく使えますし・・・・・それでもまだまだ残ってます・・・・・。

 

 

この日は気温が”30℃”と高かったのですが、湿度が低くく、日陰ではそこまで暑さは感じませんでした。

でも、タイヤは作業前まで日に当ててたので、大分柔らかくなったみたいで、想像以上に作業が楽でした。

 

 

 

さて、厄介な[エフハチ]のリアが終わりました。

しかし、まだ油断ならんので、このまましばらく置いておいて・・・・・次の交換、[セロー]のリア移ります。

別の意味ではコッチの方が厄介かも・・・・・?

 

[セロー]のリアは珍しい”チューブレス”です。

これ・・・・・有難いですね~♪

なんでみんなコレ(チューブレス)にせんのかと思ってます。

やっぱパンク修理が楽なのが有難いですからね。

・・・・・って言うか、デカいのこそそうしろよ!

まぁ、リッター以上のホンマにデカいのはほぼそうですが・・・・・ミドルクラスはまだチューブが支流。

困ったモンです・・・・・。

 

 

そんな有難いチューブレスですが・・・・・同じタイヤでもチューブ用とチューブレス用は値段が違い、2000円くらい高かったりします。

倹約家な僕は、それだけで「もうチューブ用にするか」とも思いましたが・・・・・折角のメリットを無駄にするのは実に勿体無い!

 

 

そんな事考えながらネットで探してると・・・・・ええのミッケ!

 

 

DURO(デューロ)ってよく分からんメーカーの[HF904]ってのが安い!

それに、一応チューブレスにも使えるみたいですし・・・・・「ポチッ!」

 

 

そんな感じで選んだタイヤ。

 

 

標準のブリジストン[TW302]は”9333km”使えましたが・・・・・センターの残りが0.5mm位なんで・・・・・もっと早く買えた方がエエですね。

ブロックパターンが詰まってますし、硬さも1つ高い”63P”。

オフ性能としてのレベルは1つ落としましたが・・・・・まぁ、基本フラットダートなんで[セロー]ならコレでも十分過ぎるでしょう。

そんな”セローらしさ”から離れたチョイスしながらも、「コッチはもっと長持ちしそう♪」と喜んでたりして・・・・・。

 

 

チューブが無いのでバラし作業は簡単。

 

 

しかし、チューブレスなんでリム痛めない方が良さそうなんで、リムプロテクター使ってやりました・・・・・面倒臭せ~・・・・・。

 

 

チューブレスのホイル内部見たのは初めて(バイクのは)・・・・・シンプルや・・・・・。

 

 

組む自体も傷に気をつける事以外は簡単何ですが・・・・・問題はココから。

チューブ入りなら、そのまま空気入れれば膨らんで・・・・・その内ビート出ますが、チューブレスはナカナカそうも行きません。

 

少しでも隙間があるとそこから空気が漏れるので、どないもこないもなりません。

叩いたり捻じったり、ナンヤカンヤしながらあるていどはハメてから・・・・・一気に空気ぶち込んでハメる!ってやるそうです。

 

 

そこで、これもネット調べで知った一つの方法を試してみました。

 

 

ラッシングベルトで、真ん中縛ってやると、タイヤが開いて密着度が上がるそうです。

そんな感じでイロイロやって・・・・・

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空気入れじゃダメで、車載のコンプレッサーでもダメだったので・・・・・最後の手段!

 

 

ガソリンスタンドに持って行って、そこの空気入れでやると・・・・・一発で出ました!

やっぱ何でも道具ですね。

・・・・・その後はちゃんと給油して帰りました・・・・・。

 

 

後はサクサクと組んで・・・・・一丁上がり!

 

 

スタンド行ってダメなら、もうチューブ入れるつもりでした。

まぁ、何とかなるにはなってたんですが・・・・・やっぱチューブレスの方が僕は有難い。

手間は自力で出来ない分、ちと面倒ではありますが・・・・・このブロックパターンと硬さなら[セロー]なら多分2年以上は使えると思うので・・・・・そう思えば、許容範囲です。

 

 

 

そんなごたついて(時間かかって)間、放置してた方も空気漏れ無さそうなので組んで・・・・・二丁上がり!

 

 

サイズが小さくなったので細くなりました。

説明では<オフロード40%、オンロード60%>だそうで、本当にそうなら僕の使い勝手には合いそうですが・・・・・見た目が独特で・・・・・ちょっと好みでは無いんやけど・・・・・。

あんまり”トゲトゲ”も縁が無いので、好きな形はダンロップの[D605]ですね。

性能も一番好みですし・・・・・。

 

 

 

さて、チューブレスで手間取り(1時間半くらいかかりました)、もう時間は18時半。

元気ならやるつもりでしたが・・・・・周りは明るくてももうこんな時間です。

 

まだフロントは「使えるっちゃ、使えんことも無いけど・・・」

 

 

リアと違って、フロントの減りは反対。

進行方向側が残ってます。

センターでそっち(前)は1mmほど残ってますが・・・・・反対は”ほぼ0mm”。

「・・・やっぱ、これでオフは走りたくないな・・・」

 

 

もう汗かいたついでです。

どうせ今やらんでも、ソレこそ明日やらんとアカンです・・・・・一気にやりましょう!

 

 

 

で、選んだタイヤはリアと同じメーカーのシンコー[E244]。

 

 

[E700]の方がオフ性のが高いそうですが・・・・・馴染みの無いパターンが信用出来ず、まだ[D605]に似てるってだけで、こっち(E244)にしました。

値段は変わんないです。

 

今履いてるのは、コレもネットオークションで落とした中古のコンチネンタル[TKC80]。

1万6千kmkm弱も使えたロングライフの優秀なタイヤでした。

 

ちなみに、硬さは[TKC80]が指定の”54”ですが、[SR244]は”51”。

パターンはいたって普通の”オン・オフ兼用”の形。

でも、リアに付けた[E700]よりはオフ性のが下のレベルだそうです。

これも少しサイズダウンなんですが・・・・・まぁ、大丈夫でしょう・・・・・知らんけど・・・・・。

 

 

実はこのフロントタイヤ交換前に、ちょっとしたミスに気づきました。

 

リアに入れた[E700]ですが・・・・・コレ、去年の消費税が上がる前に買ってた物でした。

その後、フロント買うに当たって調べてると・・・・・この[E244]がヒット。

値段が手ごろで性能も悪く無さそうだったのですが・・・・・送料が割高。

それでもあの有名通販サイト[Am○zon]よりは安いけど・・・・・う~ん・・・・・本体は安いのに送料でこんなに払うと、あまりお得感が無く・・・・・考えてしまう・・・・・。

 

よく見ると、「送料は2本でも同じ」でした。

今のペースだと、[エフハチ]はリアだけで年間3本ほど消費してます。

なので今買っても(今年1月末)・・・・・無駄になりません・・・・・事故って廃車にでもならない限りは・・・・・。

ソレ(廃車)はさておき、そのサイトでもう1本安いリアを探すと・・・・・ありました!

 

同じくシンコーの[E805]。

それもちゃんと指定サイズです。

そんな訳で、コイツとセットで購入。

 

 

オフ性能で言えば[SR244]<[E700]<[E805](804)の並び。

”アドベンチャー乗り”としては[E805]を選びたい所ですが・・・・・これだけちょっと高いんです。

あと、このパターンに似た[T-63](今はもう無いモデルです)がどうも好みでは無かったので、最初から外してたんですが・・・・・そのサイトではコレしか良さ気なのがなく・・・・・仕方なく選んだと言う事です。

 

まぁ、それでもこのサイズでは安かったです。

オフ性のもまずまずみたいなので、特にシーズンまっただかなので、本当は[E700]よりも先にコッチを使うつもりだったのですが・・・・・そんな段取りをスッカリ忘れて、手前に置いてた[E700]を先に装備してしまったと言う事です。

・・・・・まぁ、何でも慌ててやったらダメですね。

 

そんな訳で、しばらくはシンコータイヤのレビューが続く事になります・・・・・。

 

 

 

色んなエピソードを踏まえての・・・・・3本目交換スタート!

 

 

一番楽な作業です。

それなのに、コレまで手間も時間もかかり焦ってやってたんでしょうね・・・・・チューブ穴あけちゃいました・・・・・。

 

これで一度心が折れかけ、「あ~、もう嫌!明日やる!!」と思って、しばらく茫然としてたんですが・・・・・思い直して再チャレンジ・・・・・とホホ・・・・・。

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そんな訳で、片付けも終わったのが20時位になってました・・・・・。

 

 

前2本は覚悟してやってましたが、最後のは体力よりも精神的ダメージが大きかった・・・・・。

 

それでも面倒な作業が片付いたのは良かった。

コレでまた安心して林道に走りに行けます。

 

 

・・・・・あとは・・・・・エア漏れとか勘弁ですよ・・・・・ホンマに頼んます・・・・・。