鳥まる店主けんいちのブログ




番外編 第41話|最後の敬礼



まだまだ伝えたい任務や
出来事はたくさんある。  



でも、
気がつけば2次隊の先遣隊も入り、
いよいよ帰国となった。  



サマワを出る1週間ほど前から、
コンテナリストを提出し、
少しずつ荷物をまとめ始める。  

「終わるんだな」  

そんな実感が、少しずつ湧いてきていた。  




そして、
サマワでの最後の任務。  

それは、
第1ゲートの警備だった。  

思えば、
この第1ゲートには
特別な思いがあった。  




最初にA警備態勢となり
まだ設備も整っていない中、
重装備のまま朝まで警戒した場所。  

「いつ来るんだ」  

そんな緊張感の中、
組員4人で立ち続けた。  




あの時の
身震いするような感覚は、
今でも忘れない。  




その場所が、
最後の任務になる。  
不思議な縁を感じた。  



もちろん、
その日も役務のイラク人たちと
一緒だった。  



任務を終え、5日後。  
ついにサマワを出発する日が来た。  

宿営地の第3ゲート、
第2ゲートを通過する。  



そこには、
一緒に任務についた
役務のイラク人たちがいた。  

そして最後に、第1ゲート。  

そこには、
特に仲の良かった
通訳のウッディが立っていた。  



こちらから、
「今日帰る」とは伝えていない。  


いつものように、
任務で出るような形で車両は進む。  

俺は敬礼をして通過した。  
すると、ウッディもこちらを見た。  
言葉はない。  



でも、お互い分かった気がした。  

「またいつか会おう」  
「いろいろありがとう」  

そんな気持ちだった。  



ウッディは、両手を広げていた。  
その姿が、今でも強く残っている。  

戦地とは思えないほど、
温かい時間だった。




クウェートへ向かう道中。  
この景色を
目に焼き付けておこうと思った。  



ふと見えたのは、
米軍に取り押さえられている
イラクの若者たち。  



それもまた、
この国の日常だった。  


言葉も違う。  

文化も違う。  

でも、
人と人との関係には
国境なんて関係ない。  



そう感じさせてくれる出会いが、
この派遣にはたくさんあった。  

任務は厳しかった。  

緊張も恐怖もあった。  

でも、
それ以上に、人の温かさを知った。  


人との出会いこそ、
この派遣で得た一番の財産だった。 


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