今夜は月に一度のイベント、雇用統計ですねビックリマーク

雇用統計のときは私はトレードしないので
のんびりとチャート分析などしてみます。


まずは、ユーロ/円の週足チャートから。

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      (チャート: GMOクリック証券

今のところ、大体予想した動きになっているカンジです。


前回のユーロ円チャート分析はこちら ご確認
頂けますので、コメントも含め、ざっと目を通してから
今日の記事をお読み頂くとよりわかりやすいと思います。



コメントでたろちゃんさんから
次のようなご質問を頂いておりました。

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鳥居さんが★2の一旦上に戻す流れを想定(?)しながらも
ショートのポジションを持っているということは、
★1の下落の波(?)に乗りながら98.8付近の値動きや
RCIの状態を見ながら最下点まで振り切れたときに
★2の流れのロングに乗る(?)など長期・短期の流れを
総合的に組み立てた戦略を計画されているのでしょうか
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このご質問に対する答えですが・・・

そのとおりです!


当たり前のお話ですが、
週足というのは1週間かけて1本のローソク足が完成します。

それに対して4時間足は4時間に1本完成します。

ということは、週足で1本のローソクが完成する間に
4時間足では120本のローソク足が出来ているのです。


トレードを行なうにあたって、この「時間軸」を意識するというのは
とてもとても大切なことです。

ただ、この感覚を掴むには少々時間がかかります。
すぐに掴めるセンスの良い人もいるのかもしれませんが
私は結構時間を要しました。

1時間足や4時間足を見るのと同じような感覚で週足を見ていたら、トレードはなかなか上手くいきません。



私がこのとき保有していたショートポジションをいつ決済して、その後どうしたかをメモしておきますので、そこから読み取って頂けたらと思います。


このとき、ショートポジションを保有したまま
週末を迎えました。

そして月曜日の朝。

下に窓を開けて、相場がスタートしました。

私はこのときの記事に書いたように99.80あたりをチェックポイントとしていたのですが、ボリンジャーバンドのミドルライン(21MA)で突っかかって、なかなかミドルラインを下抜けできません汗

数時間待ってみましたが
結局、下に行く力を感じられず、また窓が開いていたことも気になっていたのでショートポジションを決済。

その後下まで来ていた4時間足のRCI9が上向きになったのを確認後、ロングポジションを保有しました。


でも、週足を見る限り
今は「下落トレンドの中の反発局面」と判断していましたので、このときのロングポジションは通常よりロットを減らしてのエントリーでした。


1 時間軸のコントロール
2 大きなトレンドと小さなトレンドの把握
3 それによって自分のトレードをどのように変化させ、コントロールしていくか


文章だけで伝えるのはとても難しいのですが
その時々のチャートや私のトレードなどと関連づけながら
お伝えしていければと思っています。


先に書いたとおり、現在は下落トレンドの中の反発局面
というのが私の見方です。


では、どうなれば上昇トレンドに変わったといえるのでしょうか?


ダウ理論を覚えていますか?

下落トレンドとは
高値、安値がそれぞれ前回の高値、安値を下回っていること


ということは、前回の高値(緑の□の部分)を上回ったときということになります。


また別の見方では
トレンドライン(黒の上のライン)を上抜けたときもトレンドの変化と考えられるでしょう。

ただ、週足で完全にトレンドが変わるまで待つとなると
すごい時間がかかってしまうので、その変化の兆候を
日足で探る・・・ということになるわけです。



最後に4時間足もチラリと見ておきますと・・・

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全くトレードする気の起こらないチャートです。

雇用統計まではみなさん、様子見なんでしょうね。



それでは良い週末をニコニコ



雪国の方は大変なことと思いますが
お怪我などなさいませんよう、お気をつけください。