●「運がいい」は技術なのか?
NewsPicksで、黒岩里奈さんとアパホテルの元谷芙美子社長の対談が公開されていました。
アパの広告塔 元谷社長と、東京都知事選で話題となった安野貴博さんの妻・黒岩里奈さんという、「時代を切り拓く新旧のパワフル女性」の組み合わせも興味深いですよね。
対談のタイトルは、
「運がいい」は技術なのか?
「強運」と聞くと、才能や偶然のようにも思えますが、元谷社長のお話を聞いていると、それは日々の「作法」が生み出す必然なのだと思い知らされます。
特に印象に残ったことが2つあります。
1つ目は、元谷社長がお財布を持たないというお話。
まず驚いたのがコレです。
今の時代、キャッシュレスが主流ですが、社長が取り出したのはカードではなく「封筒」。
しかも、その封筒には彼女自身の達筆な文字でこう記されていました。
「お金は大切に使いましょう。命のお金です。使う前に見極めて使いましょう。」
これ、すごくないですか?
「お金=命の結晶」として扱い、「これは活きた使い道(生き金)か? 死に金ではないか?」と意識されるのでしょう。
「宵越しの金は持たない」と言いつつも、カードでバンバン決済するのではなく、もっと重く、尊いものとして扱っていらっしゃる。
この「お金に対する誠実さ」こそが、運を逃さない技術の本質なのだと感じました。
私もその姿勢を見習おうと思いましたが、さすがに封筒はちょっとなので、元谷社長が封筒に書いている文字をスマホの待受けにしてみました。
私はカード決済が多いので、スマホケースからカードを取り出すたびに目に入るようにしたら、何か変化があるかも。
ちょっと楽しみです。
そして2つ目に驚いたのが、ご主人に対する尊敬の深さです。
アパグループ創業者で会長だった元谷外志雄さんは、2026年2月11日に亡くなられていますが、対談の端々から、ご主人に対する深い尊敬の念が溢れ出していました。
今の日本で、長年連れ添った夫をここまで公の場で、かつ心からリスペクトできる関係性って、どれくらいあるでしょうか。
これは本当にすごいことだと思います。
現代では、夫婦関係を語る時に「対等さ」や「自由さ」が重視されることが多いですが、元谷社長の言葉から感じたのは、もっと根本にある
共に人生を歩んできたことへの誇り。
この人の考え方、生き方、決断を心から信じてきたという確信。
そういうものです。
この揺るぎない信頼関係が、アパグループという巨大な城を支える「運」の土台になっていたのは間違いありません。
強運な人というのは、ただ偶然に恵まれているのではなく、
お金を粗末にしない。
人を粗末にしない。
ご縁を粗末にしない。
そして、自分の人生で大切にすると決めたものを、とことん大切にする。
そういう日々の積み重ねが、結果として外から見た時に「運がいい人」に見えるのでしょう。
結局、運というのは、空から突然降ってくるものではなく、自分のあり方が引き寄せるもの。
元谷社長の対談を見て、そんなことを感じました。
札幌から東京に帰る機内から見えた夕日。
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