今日もとりいちは通常営業。17時~23時22時ラストオーダーの予定です
肌寒い一日になりそうですね
今夜もお熱燗が出るかなー
今日はある山菜の話をします
これです
この写真でぱっと分かった人は相当、通だなあ
植物名は「鬼日陰蕨(オニヒカゲワラビ)」といいます
日本原産のワラビの仲間です。
ずいぶん怖そうな名前ですね。通常のものより大きい種類に「鬼」と名付ける傾向があります。確かにワラビにしてはちょっと大きいし軸も太い
ワラビがそもそもに日陰が好きな植物ですが、さらにジメジメしたところに生えているのかなーと想像したりします
怖そうな名前だからかどうか分かりませんが、市場では「雁足」の名前(商品名)で売られています。鳥の雁が飛んでいるときの足の形に似ているから「雁足(がんそく)」なのだそうです。
植物学者の牧野博士によれば、雁足はコゴミの古語だったそうです。昔の人は優雅なことを考えますね。
多分オニヒカゲワラビを売り出すに上がり、農協?の担当者が良い名前を探して「雁足」にたどりついたのではないかと、勝手に推測しています
ワラビの仲間にして最もアクの少ない種類です(その辺はコゴミに似ている)
だから特にアク抜きする必要がなく、塩ゆでだけで食べることができます
コゴミに比べ軸が太いので、シャキシャキとした食感とちょっとした粘りとワラビの仲間らしい青々とした香り、甘味があります
ぼくの知る限り九州産しか見たことがありません。関西の料亭で人気があり、九州産はほとんど大阪に出回って終わるのだとか。。が、残れば東京にも回ってくると聞いたことがあります。それを毎年仕入れています
とりいちでは酢味噌でご用意しております
野菜のおつまみで良し
酢味噌のおつまみでは、マグロ、ワラビ、ワカメといっしょにどうぞ
年に1度くらいしか入荷しない珍しい山菜です
お試しください
野菜のおつまみはその他
赤ピーマンとじゃこ炒め煮
インゲンとひじきの和え物
行者ニンニクの醤油漬
ワラビのお浸し
おからのグリーンカレー煮
など色々
お肉は
子ヒグマのおつまみワンタンは相変わらすの絶好調
ワラビの肉巻き
よだれ鶏
キーマカレーとモッツァレラの春巻
もオススメ
モツ焼きモツ煮込みもバッチリご用意しております
お刺身は
やっぱりビワマス美味いね
本マグロ
生クジラ
カサゴ昆布〆
ヤガラ
アオリイカ
などなど
〆には
社長カレーライス
今日までです
お酒は
福島県 にいだしぜんしゅ秋上がり
生酛作りと熟成の旨味がぎっしり詰まったコク深い一本
複雑な酸味は濃厚な余韻を残してくれます
冷酒でちびちび美味しい。お燗もたまらなく美味い
というわけで今日もおいしいものご用意してお待ちしております