今日もとりいちは通常営業。17時~23時22時ラストオーダーの予定
今週は土曜日まで休まず営業です
来週も12日月曜日から17日土曜日まで休まず営業します
お気軽にお立ち寄りください!
今夜ものんびりやってます
まずは今日の仕入と関係ないところから話が始ります
ヨーロッパ人は天然の本マグロを嫌うそうです
コレは、お国柄というか文化の違いというか歴史の違いというか倫理哲学の問題なのか
「天然の魚は自然に対して負荷が強い、だから人間がしっかり丁寧に管理できる養殖物を食べた方が良い」というのがその理由だそうです。
これは我々日本列島に住む者たちとヨーロッパに住んでいる人たちでは、自然に対する姿勢に大きな違いがある、ということでしょう。
ヨーロッパ人たちは、自然は人間が管理するモノであり、また管理可能であると考えているのではないでしょうか。それはまるで一神教の神とそれに監視される人間との関係を、人間と自然に敷衍しているかのようです。
ぼくからするとそれは人の傲慢に見えます。
そもそも自然は僕らの手に負えるもののはずもありません。時に厳しく、時に恵みを与えてくれる。自然こそが崇高なのです。だから養殖物よりも天然物の方がよりよいと感じているのかもしれません。
そんな僕らは、自然の恵みはとれるときにいくらでもいただいてしまう。取りすぎてしまう。これは僕らの悪いところに間違いありません。
冒頭いきなりめんどくさい話を始めましたが、ヨーロッパにはそういう思想があるものですから、天然マグロの輸入ができないよう様々な規制があります
ヨーロッパ人たちは地中海で養殖されたマグロを食べている「はず」なのです。
さてそのうえで、今週の北米産本マグロ(通称ジャンボ)は日本市場に持ち込まれることがありませんでした。豊洲の相場が安すぎるため(そもそもこの時点で納得いかないよふざけんなと飯田社長は憤慨していましが。。。)、他のマーケットに流されたと考えられています。
どうやらその一つにヨーロッパがあるみたいなのです。あるマグロ屋さんによれば、イギリスの高級お鮨屋さんの大将から、なぜか北米産の本マグロが来ているよと聞いたと。
まあ、人間ね、蛇の道は蛇というか。。。表に出ない流通というものはあるものですよね。。。。
と言うわけで、極上北米産マグロがなく、国産もそれほど飛び抜けてはいない。なので、とりいちの本マグロは一回休みです。
樋長の広石さんにお願いをし、ニュージーランドの生インドマグロを出していただくことになりました。
久しぶりのインドマグロです。ニュージーランドは冬、だから今がインドマグロの旬。インドマグロは独特の食感と脂感をお楽しみください
お刺身はその他。。。
メイチダイ(夏だからこその白身魚です。活け〆)
カツオ
平貝
アオヤギ
蒸しダコ
クジラ中トロ
盛合せで、ぜひ
クジラはユッケも大好評。そろそろ終わりが見えてきました。
白イカを多めに仕入れました。(やや押っつけ気味)
白イカ丸焼き
イカリングフライ
イカと夏野菜のトマト炒め
など色々
お肉は
アナグマと福耳南蛮のピリ辛炒め
骨付き小イノシシのスパイス煮(残りわずか)
モツ焼きモツ煮込みもバッチリ
アボカドよだれ鶏
白茄子と赤玉ねぎのポン酢サラダ
チーズ入夏野菜のトマト煮春巻き
など、野菜も色々
〆には
今日から社長カレーライスです
お酒は
岡山県 御前酒 菩提酛にごり 150日低温熟成
うすにごりの旨口スペックが低温熟成でさらに旨旨!生らしい酸味も心地よい喉越し。完成度高いなあ。
というわけで今日もおいしいものご用意してお待ちしています。