今日もとりいちは通常営業。17時~23時22時ラストオーダーの予定です
連休明けの火曜日、猛暑!
とりいちのカウンターはたくさん空いております!
ご来店ご予約お待ちしております
今朝も豊洲でミニマムの仕入をしようと思っているのにそれでは済まないのが市場の良いところ。
ある店先でアオヤギを見て、足を止める。品物は良さそうが、値札はない
中のおじさんがぼくに気づいて、声をかけてくれる(=値段の交渉が始る)
「ゴマルでいいよ」
ぼくはうーんと渋い顔をする「高いっすねえ」
おじさんは大きくうなずく「なーどこも高いだろ。せっかくだー、ヨンパチまでなら、どう?」
ぼくはさらに首をかしげる「うーん、悩むなあ」
おじさんは仕方ねえなあと「悩んでるならヨンゴで良いよ。おれの買いもヨンゴなんだけど、持ってってくれるなら助かる」
ここまで言われて、買わないのはさすがに失礼。「じゃあ、3枚ください」という運びになり、商談成立。
しかし、ここで仕入れ値で買ってしまって悪いなあなどと思ってはいけない。
多分本当の買値はサンゴかヨンマルの間だ。
この仲買さん、このアオヤギを仕入れた時点で最低価格をヨンゴに決めたのだろう。だからといって、いきなりこの価格を提示しない。ゴマルで買っていく人がいればラッキー。ごねる客には二段階の値下げで買う気にさせる。
これが市場の商習慣。それがわかっていても、いや、わかっているから、最後には買う。
ヨンゴを提示されて、やっぱりいらない、は買い手としての粋ってものがないとぼくは思う。(だから自分に必要にないもの、または、高価で買えないものは値段を聞くべきでない)
もちろん、こういうやりとりを嫌う板前さんもいる。そういう方はFAX注文して、ゴマルで買って、配送してもらえば良いのだ。損しているように見えるがそうではない。ぼくの豊洲往復の電車賃は1000円以上。配送料よりはるかに高い。
だからこれは損得の問題ではない。
ぼくは市場が好きなのだ。
今日も琵琶マスがめっちゃ高く売ってたりして、心の中でガッツポーズしたものの、送料入れたらそうでもなかったり。。。いや、祝日に仕入ができて助かったのだと思い直したり。。。
その琵琶マス、やっぱり旨いんですよ
お刺身で良し。脂があるんですが、養殖物のいやらしさがないと言うのかな。
そして、限定のカブトカマ焼きはまだあります!!
その琵琶湖のブラックバスが美味しいので一度試して欲しい
フライならタルタルソース
フリットにして、スイートチリマヨ、パクチーどっさり。
生ラムのスパイス煮込みが大好評。
おつまみならばトースト付き
〆ならば
豆カレーも一緒にスパイスカレーセット、いかがでしょうか?
もつ焼きは入荷しましたが、モツ煮込みはいいシロモツが入荷せず、お休みします
板春雨とパクチーの黒酢ダレ
ディルとセロリのラオス式サラダ
など、さっぱり野菜のおつまみも
〆には
小ハマグリとイカゲソのガパオ焼きそば
スパイスカレーセット(ラムカレー豆カレー)
でどうぞ
お酒は
栃木県 東力士トロピカル純米酔夏(スイカ)
独特の酸味と旨味のバランスが、ホントにトロピカル。うすごりの甘さが優しくて。。。
この猛暑にふさわしい味わい!うまい!
雁木のスパークリングもまだあります!
というわけで今日もおいしいものご用意してお待ちしております


