2019年7月から再開した日本の商業捕鯨。今は2年目の秋を迎えています。

商業捕鯨は大きく沖合捕鯨と沿岸捕鯨とに分けることができます。

沖合捕鯨は、北海道の太平洋側の沖合、北西太平洋で、主にニタリクジラという大型のヒゲクジラを捕獲し、母船に水揚げし解体、急速冷凍保存されて、その後市場に出回ります。

沿岸捕鯨は、イルカ類の和歌山沖、ツチクジラ漁の千葉沖があり、ミンククジラは南三陸、北三陸、北海道太平洋岸、北海道オホーツク岸で行われます。沿岸捕鯨では、その日のうちに水揚げ、解体され、生のまま市場に出回るのが特徴です。

生肉が旨くて、冷凍ものは落ちる。というのが一般的ですが、産地で解体され、急速冷凍熟成されたワンフローズン鯨肉はそれにしかない美味しさがあり、また、年間を通して安定供給されるという良さもあります。

もちろん生肉には生肉の美味しさ、風味があり、しかも漁期が限られていているので食べられる期間がほんのわずかという貴重さもあります。

どちらが良い、悪いではなく、それぞれの良さを楽しんでいくのが現在の鯨食環境だと思います。

 

さて、今日は釧路沖の生ミンククジラを入荷しました。

しかも、胸肉、さえずり=舌。希少部位の入荷です。

胸肉は背肉に比べ筋はあるのですが、脂があってなめらか。生肉ですので噛み締めて旨い

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さえずり=舌は知る人ぞ知る高級珍味

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ご覧のとおり真っ白いですよね。こういうさえずりがいいんです。さえずりはじっくり塩茹でします。独特の食感と旨みをお楽しみください。

 

そして、先週末入荷の特上赤身もごいっしょにクジラ刺

 

そして、大間本マグロも別格の美味しさ

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脂があるんだけど、ギトギトしない。上品。この美味しさは年に何本も味わえるものじゃないです。

お刺身は盛り合わせで是非

 

市場では小イカも見つけて素通りできませんでした。

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これは揚げ物で旨いヤツ。天ぷら、フライ

小イカ、ミズ(秋田山菜)、茗荷(秋田地野菜)で天ぷら盛り合わせ  

小イカ、牡蠣(三陸)、秋鮭(三陸)でフライ盛り合わせ

さてどっち?

 

今シーズン初!牡蠣ご飯もご用意しています

 

お肉なら生ラム

安定人気のラムつくね串

生ラムと生きくらげ(秋田天然)の青唐辛子炒め

 

銀杏(愛知)も登場

春巻き作家の創作春巻きもありますよ

 

お酒は

秋田地酒祭り、ラストスパート

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そろそろ品切れが出てきそう、気になる方お早めに!

 

では、今日も美味しいものご用意してお待ちしています。

 

14日水曜日通常営業休みます

毎週日曜日は定休日です。