とりいち、エース中のエース、若波酒造に行ってきました。

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若波酒造は、福岡県大川市、もう少し行けば佐賀県という筑後川のほとりにあります。

あたりは刈り取りを待つ一面の麦畑。刈り取られたあとは水田になるのだそうで、九州の豊かさを改めて感じました。ちなみのその麦は、大手のビールになったり、麦焼酎になったり、パンにもなるのだそうです。そういえば、北九州はうどんや素麺の文化ですよね。前日、糸島のうどん屋さんでやわやわで甘めのごぼ天うどんを初めて食べたけど、美味しかったなあ。

って、のっけから話がそれました。

若波酒造さんに伺うのはこれで2回目。三年ぶり。その三年間で、ヤブタを新しくし、冷蔵蔵となり、パストライザーを入れ、そして、ピカピカの分析機。嘉一郎氏が社長に就任、お姉さんの由香さんは醸造責任者、庄司さんが杜氏となりました。三人のトロイカ体制はさらに強化され、ますます充実した若波酒造さんに出会ってきましたよ

ぼくの記憶の最も古い若波は23byですからもう7,8年のお付き合いになるんですねえ。

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お父様時代からのご苦労を由香さんに伺い、ますます進化を目指す庄司さん。元気いっぱいですねえ。

嘉一郎さんとは昼食にお付き合いいただきました。柳川の鮮魚店が営む食堂?とっていいのかなあ、元気の良い社長さんと従業員の皆さん。このノリは市場みたいですねえ。

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東京ではほとんどお目にかかれない魚たちに一同大興奮!!

活けのムツゴロウ

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活けのワラスボ(通称エイリアン!?)

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は、お刺身で。生命力が強いので頭がグリグリ動きます。ハゼの仲間で透明感のある身質。コリコリとして上品な白身魚です。

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そして、エツ、という魚が大川市の名物。

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産卵期に川に入ってくるので、筑後川にはエツ獲り船が出るほど。抱卵するため骨まで柔らかくなるんだって。だから小骨が多い身だけど、この時期だけお刺身が可能。脂があって美味しかったなあ。

どの魚も骨がからりと唐揚げでまたお酒のつまみでした。

 

特筆すべきは穴ジャコ。

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活きてますねえ。シャコという名前だけど、シャコの仲間ではなくむしろ遠縁。コイツの唐揚げがめちゃウマでした!!

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卵なのかなあ。味噌なのかなあ。コクがあって、身は甘みがある。ぱりっと柔らかい殻も香ばしいよねえ。豊洲に来たら絶対買い!ですよー。見たことないけど。。涙。

 

その他、アゲマキ貝やワタリガニなどなど、ついついお酒が進んじゃいますねえ。

 

合わせるお酒はもちろん若波

とりいちでも今日から若波酒造祭り始めます。

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まずは。。東京では珍しい

蜻蛉シリーズから

黒蜻蛉 純米無濾過生原酒

蜻蛉 純米

リキュールは

くだもん 大分よーぐるとん 

くだもん 宮崎グアバ

不動の若波シリーズから

純米吟醸 FY2

純米吟醸 生

をご用意します。

出荷したてのFY2と冬に出荷された生酒のコラボは注目ですねえ。

ぜひ飲み比べどうぞ

 

ほかにもいろいろありますが、今日のブログはここまで。

 

美味しいものご用意してお待ちしています。