前回の「猪鹿蝶」は、猪と牡丹の話でした。

今回は鹿。

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花札を見るとおり、鹿といえば紅葉、百人一首にもあるとおりです。

「奥山にもみじ踏み分けなく鹿の声聞くときぞ秋は悲しき」

猿丸大夫というやや伝説?に近い歌詠みの作とされています。

鹿は秋になると発情し、牡鹿は牝鹿を求めて鳴く、と言われています。

遠くの山で鹿の鳴き声が聞こえた時、そこには紅葉が散っている。ああ、秋だなあ、モノさみしいなあという歌ですね。

さて、今回とりいちで仕入れた鹿肉。牡鹿です。

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果たして鳴いていたかどうかは知りませんが、発情期に近いため肉の香りは強めだそうです。まあ実際食べてみると臭みなんて全くありませんが。
基本は炭火焼ですが、ちょっと鹿ローストっぽいものも作ってみました。

ぜひ秋の味覚、鹿肉をどうぞ。

じゃあ、猪はどうなっちゃったかというと、つくねにしました。

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これは、猪の脂でとったスープで猪つくねそば、あったか麺類も嬉しいですね。

お刺身は
大間産本マグロ

北西太平洋ミンク鯨

カワハギ

イサキ

なまこなどなどをご用意です

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ネタの種類が多いので盛り合わせは5点盛りがおすすめです。

ギョーザも仕込みました。

熱々餃子をどうぞ。

お食事はカツ丼。結構人気あるんですよね。

お酒はこちら

山口県 雁木 純米 活性にごり酒

12月1日約二年ぶりとなる南氷洋への調査捕鯨船が下関を出航しました。
その航海の安全と調査の成功を祈り、山口酒で乾杯したいと思います。
ぜひいっぱい召し上がってください。

では、今日も美味しいものご用意してお待ちしています。
しゅわしゅわと