その時申しあげたとおり、ザリガニは間違いなく「エビ」です。体の構造も、味も、みんなエビでした。
ところが、今回仕入れたシャコ。
こんな状態で仕入れます。

シャコは漁獲されるとすぐに塩茹でされるのが普通です。
それは、殻の内側にシャコ独特の消化酵素(脱皮のために使う)があって、シャコが死ぬとこの消化酵素がシャコの身を溶かしてしまうからなのです。つまり、死んでから時間のたったシャコの身は溶けて小さくなっています
このように大きいシャコの身は、それだけ新鮮なうちに塩ゆでした証拠でもあるのです。
だから殻つきのシャコというのはあまりないのですが、まあ、ごくまれに触ってみると、こいつらの体の構造はエビとはあまり似ていないことに気付くはずです。まあ、足の数とか、頭の大きさとか、類似しない点が多いのです。
そこでよく調べてみると、なんとシャコとエビは分類学上、あまり近縁に属していません。いやむしろ遠縁といってもよい。
つまり、シャコはエビではないのです。
実はとりいちのお客様でエビカニアレルギーの方がいらっしゃいますが、なんと、「シャコは大丈夫なのよね~」とおっしゃっていました。
それも当然ですね~。
シャコはエビじゃないのですから。。。
ということで今日はいつもの岡山県のシャコ。いい型そろっています。
先日ここでこの夏最高の本マグロ、ぐらいの勢いでご案内したマグロありましたが、こっちの方がいいかもね~

このテカリがわかりますかね~脂です。全身に脂が回っていて、旨みが閉じ込められているのです。
この夏、これもぜひ召し上がっていただきたい。
その他、イワシ、ヤリイカ、赤ムツなどなど。。やっぱり盛り合わせで。
ヤリイカは炒め物や天麩羅でも実力を発揮しそうです。
今日も夏野菜のサルサソースを仕込みました。

これを鶏の唐揚げや、生ハムサラダに!
野菜たっぷりで酸っぱくて辛くて!夏にぴったりですよ。
「炭火の力」では
レバーが大のおすすめ!。今日はいいレバー入ってますよ。
その他、ラムステーキや糠さんまを。
お食事は
大間一本釣り本マグロの漬け丼。
あまり素晴らしいのでぜひご飯でも召し上がっていただきたいです。
お酒はこちらがおすすめ

広島県 賀茂金秀 純米吟醸 雄町。
このキリっとジューシーなお酒で、とりいちで大人気の賀茂金さんの中でも最も評判のいいお酒です。
いろんなおつまみ行けますが、お肉が特にいいかな。
さいごのお知らせです。
8月20日から
8月26日まで
お休みいただきます。
よろしくお願いします。
では、今日もおいしいご用意してお待ちしています。