昨日から旬の話をしています。
イワシの旬というのもちょっと難しいのですが、はやり「入梅イワシ」と呼ばれる6月あたりの脂がのって大きく育った時期でしょうか。

今日仕入れのイワシたちの実に大きく、脂もばっちり。
 
昨日見たイワシは全然だったんですけどね。
なんでだろうと思うんですけれども、どうやらイワシには、春夏に北上し、秋冬に南下する「回遊群れ」と一つの海域に居つく「根付群れ」、二つの群れがあるんです。回遊する群れは当然季節によって脂ののりも変わるのでしょうが、寝付いた群れというのは移動にエネルギーを使わない分冬でも脂がのるのかもしれません。
だから同じ海域でとれた魚でも、昨日は回遊群れでさっぱり、今日は根付群れでこってり、となるのではないでしょうか。

そんなこんなで、脂ののったイワシをご用意しています。
もちろんお刺身で。いやナメロウもいいですよ~。

さらに、海の中は着実に春が来ています。
 
  
 小柱に白魚。
春ってこういう小っちゃいものがおいしい季節なんですよね。

もちろんでっかいものもおいしいですよ。
青森県 大間 津軽海峡本マグロ 290キロ
 
 お刺身は盛合せでどうぞ。

冬の食材が使いやすくなってきました。
 
 キンメダイを煮付けましたよ。

お肉のおすすめはカツ煮
夜はまだまだ寒いようですから。。。

春野菜のトマト煮はペンネと一緒にトマトソースで温かく。

新玉ねぎは先ほどの小柱と一緒にかき揚げ。
もちろん、かき揚げ丼にもなります。

地ダコはお刺身でもご用意しますが、生きくらげとの炒めものもいいおつまみです。

それから、みなさま毎日毎日「おでん保存委員会」へのご協力ありがとうございます。
おかげさまをもちまして、まだまだ「おでん」存続しています。

もつ焼きはシロが厚みがあってウマい。
タレ焼きがいいね。

おすすめの日本酒はこちら
山形県 山形正宗 純米吟醸 袋吊直汲み
 
 山形正宗は、この雄町が一番好きです。
その新酒の袋搾り直汲みとは、一年で一度のお楽しみ。
果物のような香りとさっぱりした酸味が口いっぱいに広がります。
春野菜のトマト煮春巻きのような揚げものでもいいでしょうし、カシラ塩焼きも合いそう。
うすにごりタイプです。


 最後にお知らせです。

2月9日恒例の食育イベントを行います。
今回の食材は「アンコウ」
ご興味ある方は拙ブログをご覧ください。

http://ameblo.jp/toriichi5013/entry-11753986452.html

すでに何件かお申込みいただいています。ご興味のある方はぜひお早めに。

では、今日もおいしいものご用意してお待ちしています。