「亀の手」なんて珍しいね、食べられるの?
と聞く方のほとんどは、本当に「亀」の手が出てくると思っているようです。ぼくだったらそれくらいのことはしかねない、と思っているのでしょうね。うれしい限りです。
でも!本当の「亀」の手ではありません。
「カメノテ」という名の生き物です。フジツボの仲間で、つまり甲殻類。
黒っぽい腕の中にある筋肉を食べます。カニと貝の中間のような味わいです。この部分も珍味ですが、特に美味しいのは茹で汁。この出汁も一緒にご用意しますので、美味しくすすってください。
築地でもたまに見かけますが、これは神奈川県葉山佐島港からの直送品。しかも、これはお世話になっている魚屋さんの先代の大社長のこづかいになるのだとか。みなさんふるって食べましょう。
佐島からは
サバとシコイワシ
も到着しています。それぞれ、塩焼きとお刺身でご用意しています。
佐島発でいま最も注目されているのが
エイレバーでしょう。
エイはグロテスクですが、
レバーはとってもきれいなピンク色をしています。
ごま油でとってもおいしくいただけます。
エイの身も一緒にご用意します。決してアンモニア臭くありませんから。
佐島だけでなく、築地からも素晴らしいものが来ています。
大間産288キロ。美味いです。
新もののホタルイカも、小さいけれどしっかりしています。
お刺身やぬた盛合せで
おでんにはロールキャベツが入りました。
「炭火の力」牡蠣串焼きも香ばしいです。
新玉ねぎはかき揚げか、サラダで。
ご飯は牛すじのスパイシーカレー
直前に炒める春野菜がいい甘さを出してくれます。
お酒はこちら
青森県 豊盃 純米吟醸 生
純吟ゆえ割とすっきりとして仕上がりですが、湧き立つような香りで十分に酔わせてくれます。
ホタルイカのような春の香りと合わせてみたらいかがでしょうか。
最後にお知らせです。
2月9日恒例の食育イベントを行います。
今回の食材は「アンコウ」
ご興味ある方は拙ブログをご覧ください。
http://ameblo.jp/toriichi5013/entry-11753986452.html
さて、それでは今日もおいしいもの!揃えてお待ちしています。