いくらぼくが辛いものが好きだって、お客様に出すものには手加減しますよ。
と思っていたら昨日のお客様には
「これが手加減ですか」
とつぶやくように突っ込まれてしまい、恐縮しました。

しかし、火の噴くようなカレーといえどもエスニックのカレー、特にタイカレーには必ず、砂糖を入れるのです。
エスニックカレーにはいくつかコツのようなものがあって、香辛料やペーストを油でよく炒めることなんかが揚げられるんですけれども、そのうちの一つが砂糖の使い方なんです。
甘い、辛い、酸っぱいタイ料理では、砂糖を上手に使うことが肝心です。
カレーを作るときでも、玉ねぎをじっくり炒めることはしません。ココナッツミルクの甘さに、砂糖を足すことで甘さも引き立ち、さらに辛さもググッと舌にのってきます。
大根と豆腐の入った澄まし汁のようなスープがあるのですが、これにも砂糖を入れます。それが、よりほかの料理の辛さを引きたて、かつ癒してくれるのです。
ちなみにタイ語で茶色のことを「シーナムターム」といいますが、これは直訳すると「砂糖色」。タイの人たちは、茶色い砂糖の時代から料理に使っていたのだということでしょうね。
余計なことはさておき、今日もラムとオクラのイエローカレー用意しています。



さてさて、その他のおすすめを。。。

今日は北海道直送の甘エビを仕入れました。

お刺身ももちろんですが、唐揚げも

予想通り、昨日のマイワシは売れてしまいまして、今日は活け〆カンパチを少々。

ホタルイカ、本マグロとともに盛合せでどうぞ。

すっかり熟成した本マグロは、ヅケも美味そうです。

さらに。。。
煮込みハンバーグ 目玉焼きのせ

厚切りチャーシュー 煮玉子付
カツ煮

とお肉メニューも盛りだくさんです。こうしてみると、全部肉と玉子のコンビだなぁ。。。

野菜は
ほうれん草とベーコン炒め
ブロッコリーのにんにく炒め
新たまねぎサラダ

などなど。。。

定番も!
もつ焼き
モツ煮込み・煮込み豆腐
とんそく
ガツ酢

です。

おすすめ日本酒はこちら
秋田県 新政(あらまさ) 純米大吟醸

新政さんは昨日の一白水成さんでもご紹介した「ネクスト5」の一人。 新しい秋田のお酒を牽引する一人です。
さらにこのお酒は、創業160年の記念ボトル。その裏書によれば、新政の名称は明治維新の施政大綱「新政厚徳」から取ったものなのだとか。革命精神を忘れることない新政さんに今後ますます注目が集まりそうです。


春というのはうれしい季節だとばかり思っていましたが、最近では必ずしもそうではないのですね。
お客様のほとんどが花粉症。お店の中で花粉に困っていないのはぼくとオフクロの二人だけという事態も発生し、ぼくらが白い目で見られたりして。。。
みなさまお大事に。。

花粉から逃げるためにもとりいちへ。

今日も美味しいものそろえてお待ちしています。