あっちこっちに寄り道しながら、いまだ歩みは薬子と共にある。
今日は先週とは正反対、平城帝に翻弄され続けた薬子を描いてみたい。
805年、父桓武帝の死により即位した平城帝は、先週述べたとおり、我が子に皇位を譲るため、ライバルの排除を始めた。
もちろん、自分の手を汚すつもりなどなく、こんなときのために年増の女官を手懐けておいたのだ。
薬子は伊予親王母子が幽閉されたと聞いたときから、自分にも何か役割が回ってくることは判っていた。
帝の若い体とお家再建に見も心も捧げていた薬子は、違和感を感じつつも、すでに抗う術を知らない。
そして、ついに帝から親王母子の毒殺を命じられる。王家に伝わる暗殺用の毒を手渡されたのだ。ひるむ薬子に、帝はいつもの甘い声をかけた。
「頼む、薬子。私はお前だけが頼りなのだ。。。。」
数日後、母子の自殺の報を受けた薬子は表面上は愕然としながらも、帝の喜ぶ顔を思い、ホッとした。しかし、それと同時に、自分の胸の奥に奇妙な高鳴りを覚えていた。
その夜、帝に呼ばれた薬子は、帝も驚くほどの激しさだったという。。。。
次回、薬子編最終回(の予定)!!
さて、今日のとりいちです。
とりいちはモツ焼きと煮込みの店ですが、他にも美味しいものがあります。
まだまだ雨が強くなるのでしょうか。。。。
今日はこんなものから。。。
生シラス
和牛ステーキ
小松菜と生キクラゲの炒め
他にも。。。
平貝
白えびかき揚
本シシャモ
豚肉しょうが焼き
スコッチエッグ
新たまねぎサラダ
ペンネトマトソース
揚げ餃子
などなど。。。
今日の一本は。。。
山口県雁木純米吟醸
