このブロクでずいぶん拘っている藤原薬子、「薬子の変」の首謀者として、長く”毒婦”の名をほしいままにしている。「平安のクレオパトラ」などと冗談のような二つ名まである。それは、政争に負け、服毒自殺を図ったことによると思われる。本物のクレオパトラは、女王としての正装のうえ、左の乳房に毒蛇を咬ませたのだという。女性の象徴である乳房に男根ともいえる毒の牙を突き刺して死ぬとは、誠に、2人のローマ皇帝を魅了して権力の座を守った女性らしい。
さて、ならば、薬子の命を奪った毒は何なのか、特定したいと思ったのだがなかなか難しい。記録にはない。
聖武帝の残した正倉院の目録に”砒素”があることから、薬子の毒は砒素ではないかという人もいる。
どういう訳か判らないが、トリカブトだという人もいる。
しかし、どんな毒であれ、通常ならば毒など容易に手にできるものではない。毒の特定ができないならば、その入手について考えを廻らせてみたい。その過程で、少しでも薬子のイメージの可能性を拡げられたら、面白そうだ。
何日か、「薬子と毒」というテーマにお付き合いいただきたい。
さて、今日のとりいちです。
とりいちはモツ焼きと煮込みの店ですが、他にも美味しいものがあります。
秋田から「蕗のとう」がどっさり届きました。
てんぷら
味噌炒め
でご用意。ほろ苦い天ぷらが特に美味!!
その他にも。。。
ホタルイカ。。。代謝を助け、肝機能を回復する効果あるとか!?
生海苔かき揚
カツ煮
牛肉とにんにくの芽 オイスター炒め
新たまねぎサラダ
ニラ玉
生揚げ
などなど。。。
今日の一本は。
長野県澤の花純米無ろ過生原酒
