ぼくのブログを読んでくださっている方で、出世魚をご存じない方はいらっしゃらないだろう。
しかし、その出世魚が実は生態系を守っている、と言ったらいかがだろうか?
昨日の朝日新聞の夕刊に「日本風の魚食生態系守る」と題する記事が載った。さまざまな魚種で、しかも幼魚から成魚まで食べる習慣を支える漁業(日本風の漁業)の方が、特定の魚種を好んで食べる傾向を支える漁業(訪米風)より、結果的に海に残る魚の量が多いというのである。(その他具体的には記事をごらんいただきたい。)
つまり、出世魚とは、様々な成長の段階の魚を食用にすることで漁獲量を増やし、海の多様性も守ってきたことの表れなのである。
むろん、先人たちは意識的になったのではなかろう。食うものがなかっただけかもしれない。しかし、調和の取れた生活を日常にしてきた先人たちには敬意を表したい。そして、少しでもその食生活を引き継いでいきたい。
だからといって、ここからは少し、こじつけになるかもしれない。
近く、海の幸のバリエーションの豊かさを伝えるイベントをやろうと思っている。
対象は海鼠(なまこ)だ。
子どもたちと一緒に、活けの海鼠をおろして、食べる。
興味のある方はご一報いただきたい。
さて、今日のとりいちです。
とりいちはモツ焼きと煮込みの店ですが、他にも美味しいものがあります。
今日はお刺身から。。。
ホッキ貝
生シラス
イワシ(塩焼きもうまい!)
マグロヅケ
家庭の味?
炒り豆腐
新竹の子炒り玉子煮
玉子焼き
その他。。。
豚バラ串
鶏モモ串
鶏唐揚げ
イカ丸焼き(炭で焼くとイカが。。。)
あさり酒蒸し
新たまねぎサラダ
などなど。。。
今日の一本は。。。
愛媛県石鎚純米吟醸
