鳥居 祐一オフィシャル ブログ「賢者との出逢いと交流」 Powered by Ameba

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多くの著名人が指摘しているように、日本人の英会話力は先進国中で最低レベルだ。大変言いにくく 残念ではあるが、これは事実と言わざるを得ない。

昨年、アフリカに行って驚いたことがある。

野生動物 と暮らしているマサイ族たちの方が、一般的な日本人よりもずっと上手に喋れるのだ。

教育のない彼らが、一体どうやってあれだけ喋れるようになったのか・・・

その事実に大変興味深く思ったし、その事実から多くのことが学べるだろう。


私は常々思っていることがある。


それはこの国の英語教育がもっと良質だったら、日本はどれだけ国益を損なわずに済んだか・・・

成田離婚もこれほど起こらないだろうし、極論を言ってしまえば 原爆 も落とされなかっただろう。


日本のリーダーたちがもう少し自分の言葉でスピーチが出来たなら・・・


もっと上手に世界に対し日本のプレゼンスをアピールできただろうし、日本人の相対的なステータスも上っただろう。

これもすべて国益に直結する重要な問題だ。

その損失たるや、天文学的な数字となろう。


そこでこの機会に私の実体験をお話ししよう。(本邦初公開です)

私は家の関係で小学校1年 から 5年までを米国NY で育ち、その後 日本の公立中学で学んだ。

日本語を覚える前に英語を覚えた感じだが、そんな私にショッキングな出来事があった。

忘れもしない中学1年の1月期。

英語の成績が、10段階で なんと 7 だったのだ!

クラスメイトは ABC から始めていてキンダーガーデンレベル。私はと言えば、NY TIMES を普通に読んでいた。

おいおい いくらなんでも 7 はないだろう・・・心の中でそう叫んだ。

たしかにテストの成績が悪かったのだ。テストが出来る生徒は当然10を取っていた。


じつをいうと、ネイティブでさえグラマーとかって分からないんです。

関係代名詞 がどうのこうの 何ていわれてもアメリカ人でさえ???となります(笑)。

でもこれっておかしくないですかね?

子供ながらに、得意なはずの英語が嫌になった。


大人になり 『帰国子女の会』なるものに出入りするようになった。彼らと話していると、自分と同じ体験をしている人がたくさんいたことを知る。

当時は納得がいかなかったが、何だか救われた気分になった・・・

彼らと話していて皆、共通して認識がある。それは、『日本の英語の先生は、英語を知らないからね』というもの。

ジャパニーズ・イングリッシュだから、『あのカリキュラムではいくら帰国子女でも点数はとれないよな』という意見で一致する。

でもこれって笑い事ではなく、まずいですよね。


点数をつけている先生自身が、外国に暮らしたことがない。当然、英語圏で教育を受けたこともない・・・。

だから答えが一つしかないと思っていて、それ以外の回答は ×にしてしまう。

そういう人間が、生徒の点数をつけるわけですから、フェアな評価でなくなるのは仕方がないんですね。

でもそれは先生の責任ではなく、文部省の責任なんですね。


さてそんなこの国の悩みを共有している男がいる。

億万長者専門学校シリーズ で12万部のベストセラーを出した友人の クリス 岡崎  だ。

クリスもこの国の英語教育がもたらしている弊害を是正したいと願っている。


彼の言葉を借りると・・・

「100%正しくはないけど、外国人と自信をもって英語が話せてしまう」

『正しい』より『楽しい!』

『正しい』よりルールが『単純』

『正しい』より『通じる』 というあえて『正しさ』にこだわらない!

もちろん正しい事も大切なことです。正しい事が絶対に必要な事もあるでしょう。

でも、「こうでなければならない」というのが強すぎると問題解決をより困難にしてしまうことがあるのではないでしょうか?

なるほど、その通りですね!

そんな クリス がこの問題を解決すべく、このたび新刊 『30分で英語が話せる』 を出しました。

英語を楽しく身につけ、すぐに楽しく会話できるようになりたい、というあなたにはおススメです!

クリス流のエンターテイメントイングリッシュってどんなんだろう? と思わず期待させる1冊です!

アマゾンキャンペーン は22日までやっています。お見逃しなく!


* 写真右が クリス 岡崎 さん、中央は『宝地図』の 望月 俊孝 さんです。