鳥居 祐一オフィシャル ブログ「賢者との出逢いと交流」 Powered by Ameba

友人の 小西 浩文 さんは新刊を上梓されました。タイトルは 勝ち残る!「腹力」トレーニング 。タイトルがイメージと違ったようで本人も苦笑いしていたが、中身は自信作だそうで、とても多くの気づきがあった。


小西 さんはこのブログでも何度も登場し、4月には大阪では一緒に講演をした仲。自転車で行き来できるくらいの近所に住んでいて、同い年で考え方も共通していることもあり、とても懇意にさせていただいている。

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小西さんの御存知ない方は、大阪講演を主宰した ミドウスジ大学のHP をご覧ください。この動画を御覧になれば、8000m 級の山を登るプロの登山家のトレーニングがいかに過酷か分かって頂けるかと思う。


小西さんは、会わずとも心がつながる盟友の一人。私自身、最近も精神的なダメージがあったが、それを救ってくれた一人が小西さんだ。


立場上、人の相談を乗ることばかりで、なかなか人に話を聞いてもらう機会は少ない。落ち込んでいる時に一度、小西さんに電話したことがある。すると彼は 『鳥居さん、生きて五体満足じゃないですか!これだけでも素晴らしいことですよ』 と言われた。


当たり前のことだが、過去に登山で50人以上の仲間を亡くして、命の重みを誰よりも知っている男が言うだけに説得力があった。たしかに そうだな! と思い、彼の言葉がきっかけで立ち直った。


ところで本書では、生死をさまようギリギリのところで勝負をしている著者ならではの精神論が展開されている。


地震などで生き埋めになった災害では、72時間限界説 というのがある。これは肉体的な限界よりも精神的にもう 無理だという 気力喪失が招くという。確かに80時間で助かると分かれば、頑張れる。だからこそ、あらためて目標というのは大事だと感じる。


精神面を鍛えるにはまず、呼吸を覚えること。特に普段から腹から声を出すトレーニンを勧めている。なんとカラオケがいいそうで、私もさらにこの分野でさらに精進しようと思った(笑)。最強の肉体と精神を鍛えているプロの登山家のアドバイスだけにとても参考になる。


ところで今月は仲間の出版ラッシュで、8月は特に多くの献本をいただいた。1冊90分の早いペースで読んでいるが、これでも追いつかず、課題図書はたまる一方。


いただいた本は、すべて責任を持って読ませていただいていますが、紹介できないものもあり、申し訳ありません。ブログ以外にもツイッターやメルマガで出来る限り、紹介したいと思っていますが、何卒、ご了承いただきたい。いつも読んでいただき、有難うございます!