賢者との出逢いと交流 ~鳥居 祐一オフィシャル ブログ~
昨日は高輪プリンスホテルで登山家の 小西 浩文 さんとお会いしました。小西さんは、世界中に14ある8,000m超の山のうち日本人最多の6座を無酸素で登頂した日本を代表するアルピニスト。

なんと同い年人なのに日々過酷なトレーニングを欠かさず、残りの8座も征服しようと人間の限界に挑戦している。
彼の話を聞いていると、普通の人なら何でそこまでやるんだろう?と考えるだろう。


標高8,000mというと、われわれが住む世界の酸素濃度の3分の1。気温はマイナス20℃~35℃で、それに加えて秒速15 m ~45 m の風が常時吹いている。通常は無酸素での登頂は無謀と言われているが、彼は無酸素という人ができない困難でなければ意味がないという。

今までのキャリアでチェレンジした回数は20回以上で、同行したメンバーやシェルパの死は54人。雪崩に巻き込まれたり、足を滑らせて転落したりと、常に死と隣り合わせの世界で生きている。今、五体満足で生きているのはいかに自分が強運かということを語っていた。

昨日は話が盛り上がり、そのあと小西さんの自宅に招かれ夕食をごちそうになりました。小西さん、感動と勇気を有難うございました!