鳥元は、2004年にバンドンで創業以来、子供さんにも人気の店として
繁盛してきました。
日本人のお子さんに限らず、特に、海外から来たお子さんには気を
遣っています。
私自身、20歳台後半、30歳台前半を、家族帯同で、ジャカルタ生活
を経験しました。その後、日本に戻り、しばらくしてから、家族帯同で
5年間を、ニューヨークで暮らしました。
二つの海外の都市の駐在生活での共通点は、3人の娘たちが、海外
で外食したことを、とてもよく覚えていることです。下の二人は幼児だ
ったので、ジャカルタ時代はよく覚えていませんが、長女はよく覚えて
います。
子供にとって、日常を離れ、ホテルやレストランで、食事を楽しむという
のは、親が思っている以上にうれしいことであり、あとあとの思い出に
なることを私はよく知っています。
そんなわけで、子供さんたちに、ジャカルタやバンドンでのいい思い出
を作ってあげたいという一心で、子供さんたちに接しています。
先般、幼い時に、来イされた双子のお嬢さんが、学校の関係で、お母
さんと一緒に、お父さんより、一足先に帰国されると聞き、下の写真の
ような特製ちらし寿司を鳥元ジャカルタのシェフに作ってもらいました。
Work hard play hard よく学びよく遊べ と
書いてあります。
急な送別会のご予約だったので、私は鳥元バンドンでの先約を優先
せざるを得ず、二人に会えなかったのですが、とても、喜んでもらっ
たようです。
いつも仲良しこよしです。
せめて、電話で声を聞きたいと思って、電話したら、二人とも喜んで
くれました。お子さんの成長は著しいです。彩葉ちゃん、萌葉ちゃん
とちらし寿司に書いてもらおうか、とも思いましたが、ちゃん付けで
なく、もう、彩葉さん、萌葉さんの方がいいと思い、そうしました。
いやあ、私もこんなことまで、こだわるようになりました。
彩葉さん、萌葉さんに、「よく頑張ったね」と言ったら、電話の向こう
から、うれしそうな声が聞こえ、結構、涙腺の弱い私はホロリときそう
になりました。
サービス業冥利につきる1コマでした。
彩葉さん、萌葉さん、また、いつか会おうね。
ずいぶん前のことですが、お父さんが、指を水で濡らして、鳥元
バンドンの壁に、なにか字を書いて、二人に何かを教えていたの
を、鳥元のおじさんはよく覚えていますよ。微笑ましい光景でした。
優しいお父さんですね。