バンドンで鳥元から265個の弁当宅配! インドネシア史上初か? | 南国の日の丸レストラン

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思いのままに書いています


1昨日(1月30日)は、鳥元からバンドン市郊外のホテルへ、265個

の特別仕様の弁当を宅配サービスしました。

過去、60個という宅配例はありましたが、265個というのは、どのくら

いたいへんなのかも読めない部分があったにも関わらず、鳥元の

日本人シェフ二人の日本での豊富な仕出し経験を信頼し、受注に

踏み切りました。


夜7時から、265人の方が一斉に食べられるのですが、実際、仕込

みに入ったのは午前8時でした。まず、心を配らねばならないのは

衛生面です。そして、いかに新鮮な状態で、265個を一挙に現場へ

タイムリーにお届けするかということがポイントです。


下の写真をご覧ください。これの6倍もの量を、盛り付けも間違いな

く、綺麗に、やるのは簡単ではありません。

それも素早くやらねばなりません。


      インドネシアの日本料理店 TORIGEN 鳥元


そして、出来上がったものは、小型トラックで配送ということになり

ました。


この日は、インドネシアの最大手銀行BANK MANDIRI の式典で

の慰労パーティーの会食用でした。


ひょっとして日本食になじみのない方もおられるのではないか?


嗜好が合って、みなさんに、鳥元の日本食をおいしく食べていただ

けるだろうか?


などと不安はありましたが、ほとんどの方が、きれいに食べていた

だき、本当に安心しました。


写真をご覧ください。ほとんどの方が、箸を上手に使っておられる

ことに、まずは、驚きました。


       インドネシアの日本料理店 TORIGEN 鳥元



おそらく20年前、否、10年前でも、こんなふうにはいかなかった

と思います。日本食の市場浸透度を改めて感じた次第です。


なんら問題なく、この会食が終わって安堵したのですが、翌朝にな

って、おそらく、本格的日本料理店が単独で、この内容で、この量

を宅配したという例は、このインドネシアで史上初ではないか、と思

いました。


日本食先進都市のニューヨークやロンドンでも、これだけの宅配は

今まで、なかったかもしれません。確信はありませんが、ひょっと

したら、世界の各都市を含めても、史上初だったかも知れません。

普通、容器が揃わないとか面倒くさいとか配達用車が無いとかの

理由で、やらない店が多いのじゃないでしょうか?


話は変わりますが、私にとって、もう一つ勉強になったことがあり

ます。


写真を見てください。BANK MANDIRIの経営陣も、一般スタッフ同様、

とても若いのです。インドネシア経済発展の息吹を、もろに感じた夜

でした。

       インドネシアの日本料理店 TORIGEN 鳥元

      前列の円卓は経営陣。平均年齢50歳前後?


日本の経済界や政界も若返りしないとダメと、私自身、相当、以前から

思っていたのですが、この夜の皆さんの盛上がりは、老成した企業や

団体では、あり得ません。多少の経験不足は、活気と若い柔らかい頭

でカバー可能でしょう。会場から若い息吹をひしひしと感じました。


同時に、私は、たちまち、BANK MANDIRI のファンになりました。

この銀行の勢いから判断すると、これからの出世株じゃないでしょうか?


若い人材をどんどん採用していった1970年代初頭の日本金融界の勢

いを思い出していました。


     インドネシアの日本料理店 TORIGEN 鳥元


              会場の垂れ幕


      「いいプランがあったら、果敢に攻めましょう。

      そして、それは今日からやりなさい。」 


      いくつかの言葉が垂れ幕に書いてありました

      が、私は、これが一番、気にいりました。

 
      インドネシアの日本料理店 TORIGEN 鳥元

         バイオリン演奏のアトラクション


      インドネシアの日本料理店 TORIGEN 鳥元


              優秀行員表彰式


       会場からは割れんばかりの拍手でした。