職業柄、こういうことを言うのは、あまり得策じゃないのです
が、ちょっと、報道が偏り過ぎているので、公言します。
今日は、笑うに笑えない面白い例を挙げます。
この話は、誰もが取り上げたことのない私の専売特許です。
もし、同じことを言っていた人がいたら、その人を教えていた
だきたいくらいです。
以前、麻生前首相が、介護犬の訪問を受け、ぺろぺろと手を
なめられ、同氏が、「自分は犬には好かれるな。」というような
ことを発言したようです。その時の新聞記事は、「自虐的になっ
た首相。」とか「犬にまでなめられた首相。」とかいうニュアンス
の記事でした。
*倫理観もなく、礼儀も知らないマスコミに対し、歯に衣を
着せない同氏が、「マスコミには嫌われるが、、、」という
ことを言いたかったのが、そういう表現になったのだろうな、
と、個人的には、推察しています。
同氏のことだから、「あんたたちには嫌われるが、犬には
好かれるんだよ。アッハッハー。」と、やや皮肉まじりに、
やったのでしょう。(あくまで私の想像ですが、そういう流れ
があったと思います。)
その数ヶ月後、鳩山新首相誕生の際、同氏の愛犬の死を取り
上げ、「愛犬が、師の晴れ姿を見届けて、永眠。」などという意
味あいの記事がありました。
同じ犬にまつわる話でも書き方ひとつで、こうも変わるのです。
揚げ足取り記事とよいしょ記事(ちょうちん記事)は、正反対なん
ですね。
とにかく、最近は、意図が見え見えの報道が多く、辟易している
人は多いのじゃないでしょうか?