それでも男の子か?
日本には、こういう言い方がありました。今でもあると思いますが、
少し、使われる頻度は減ったのでしょうか?
会社再建の際、ある人が乗り出す時には、それ以前のことの否定
から始まり、前任者の誤りを糾すのは普通で、決して、おかしいこ
とではありません。
私も、そういうことをやって、会社再建をした立派な方を見てきた
経験があります。或いは、そういう方を手助けした経験があります。
ただ、勇んで、会社再建に努めたものの、なかなか思うようにいか
ずに、むしろ、後退の兆しがあるため、公衆の面前で、思うように
いかないのは、前任者のせいだと言った時点で、もうその人は終わ
ったいうか、その人が日本の男性であれば、「それでも男の子か?」、
と中傷されても仕方ないと思います。自分で、自ら、「再建能力があり
ません。」と、発表したようなものです。
たとえ、前任者に問題があったとしても、または、自分で勝手に、そう
思い込んでいたとしても、再建の責任を負うと決め、交代した時点で、
軽々しく、「できないのは前任者のせい。」、などと言い訳をしないのが
男の子じゃないでしょうか?
たぶん、そういう言い訳をするだろうと、かなりの人が予測していたこと
ですが、今日の国会での首相答弁を、ちょっと、ニュースで見て、すぐ、
「予想通りで、情けなー。」、という感じをもちました。
今日も日本売りの経済ニュースが出ていました。先に私が言った日本
素通り論を超えて、日本無視論が、今日の経済ニュースにありました。
ますます平和ぼけの日本を見ての国際世論じゃないでしょうか?
日本国内で、テレビばかり見ていると、4つの小さな島に住んでいる日本
人の感度が鈍る危険性があります。
偏り過ぎで、いい加減な日本の新聞やテレビに影響されない外国人の方
が、冷静で、正しい分析をしているのかもしれません。
このところ、ちょっと、はっきり言い過ぎかな、と気にしつつ、ブログを書い
ていますが、今日、日本から鳥元にお見えになったお客様が、私のブログ
は、「分かり易く、面白い。」、と言っていただいたので、今日は、更に、調子
に乗って、書きました。