日本人が、「自慢じゃないけど。」、と言う時は、みんな自慢しています。
今日の私がそうです。
10月20日付けの鳥元ブログ「世界は日本を冷静に見てる?」を、読まれ
た後で、翌日10月21日に掲載された下記のサイトをクリックして下さい。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20091021-10423044-scnf-stocks
私などには、難かし過ぎる新語などが使われていますが、趣旨としては、
私が言っていたこととドンピシャリの感ありで、先にブログの記事にした私
の方が、びっくりしています。
すでに死語になったと思いつつ、記載したJAPAN PASSING (日本素通り
論)という言葉まで、上記サイトにも使われていたので、それにも驚きま
した。
私達のこの懸念が当たっているかどうかは別にして、私の方が先に言った
点で、「自慢じゃないが。」と本音を言いたくなった次第です。
今回の郵政人事は、サプライズというか、あきれ返りました。論理と一貫性
を重んじる海外勢は、ころころ変わる日本に、もっと、あきれ返っているでし
ょう。 「これで、日本は、もうおしまい。」 という論調まであります。
それにしては、昨日の日経平均は、あまり下がりませんでした。
日本国内や世界の市場から愛想を尽かされ、かなり下げる、と私は思って
いましたので、正直言って、意外でした。
最近のマスコミは、どういうわけか、新政権に、とてもやさしく、まずいことは、
手短かに、抑え目に扱っていますが、市場は、イノセントな一般国民とは別
に、マスコミの報道姿勢に関係なく、ことの本質を見抜くので、そう予測した
のです。
ただ、結果的に、昨日の株の動きに関しては、私の予測は外れました。
日本というのは、もともと、特殊(先進諸国間では、どこかが変という意味?)
だし、「日本という国はこんなもんだろう。」、と、そこそこのことは市場が
すべて織り込み済みだったのでしょうかね?
もしそうだとしたら、
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20091021-10423044-scnf-stocks
にも書いてあるように、時代に逆行する日本を世界が、すでに、見放してお
り、日本そのものが、本線から外れて、ローカル線化し始めたということで
しょうか?
まさか、「ジャカルタが東京を超える日。」などという本が出たりする時代が
到来しないでしょうね。
(追記)
今、気になって、日本時間の11時現在、アジアの株価動向を覗いたら、
今日また、東京市場の下げが際立っており、日本ぞうがめ説を裏付けて
いるかのようです。