日本の国際協力事業団(JICA)の活動の一環として、インドネシア国家
警察改革支援プログラム というのがあります。
そのプログラムの中に組み入れられているのが、インドネシア警察官の
日本での現場研修です。研修期間は、約1ヶ月だそうです。
先日10月2日(金)に、25名の警察官日本派遣の壮行会が、鳥元ジャカ
ルタで、行われました。送る人、送られる人、総勢60名の参加で、大いに
盛り上がりました。
日本食を食べながら、和気藹々と歓談。
JICAの山崎さんが、送別の言葉と研修の心
構えを派遣される警察官に、見事なインドネ
シア語で、伝えられました。 感動しました。
インドネシア在住は20年以上に及ぶインドネ
シアのエクスパートJICA の安西さん(向かっ
て左。)
インドネシア人による日本式の1本締め。
これを見た一般のインドネシア人お客様も、
日イ友好の証を、その目で見て、大喜びで
した。
研修生として選抜された証明書を手にして喜ぶ
警察官。頑張って下さい。
鳥元作成の歓迎ボード
日イ友好の祈りを込めて、当店
従業員が手作りしたものです。
添付の写真を見てもらえば分る通り、多くの日本人が、海外でも、まじめ
に、真剣に、仕事をし、海外の方々とも胸襟を開いて交流し、国際貢献を
しているのです。
「国際社会に貢献する国として、常に、世界1、2位の国際評価を得る日本。」
の定評の裏には、こういう方々の日々の地道な努力があるわけです。
日本は、やはり、卓越した国なんだと思います。
以前にも、このブログで書いたこと(使命感をもって、海外で仕事をする日本
人)を、私自身、この目で、再確認し、感激した夜でした。
もっと、こういう日本のいい面を、日本のマスコミさんにも、世界に向かって、
発信して欲しいと思います。特に前政権時代は、暗い話、悪い話を、殊更に、
ご熱心に、報道されていたような気がするのは私だけでしょうか?
さて、25名のうち10名近くが、私の出身県福岡での研修ということをお聞き
し、個人的にも、インドネシアと福岡が近くなって、うれしい気持になりました。
その中の何人かは東福岡署、筑紫野署と言っており、その名を聞いただけ
で親近感を覚えました。
福岡市は、主として、学生時代に住んだ街ですが、幸い、警察にお世話に
なったことはありません。バンカラが過ぎて、ちょっと、危ない場面はありま
したがね。(笑い)
いずれにしても、世界一優秀な日本の警察官と接し、その仕事ぶりを見て、
学び、帰国後、インドネシア警察の改革、改善に役立てて欲しいと心より願
います。